ASUS、RTX 5070 TiとRTX 5060 Tiの生産を縮小
ASUSは、メモリ供給不足を理由に、GeForce RTX 5070 Tiおよび16GB版GeForce RTX 5060 Tiの生産を停止していることが明らかになりました。Hardware Unboxedの報道によると、ASUSはこのモデルが現在供給不足に直面しており、生産を終了する「end-of-life」ステータスに置いたと説明しています。オーストラリアの小売業者では、これらの製品の調達が困難になっているとも報じられています。
NVIDIAの見解とメモリ供給の現状
NVIDIAのGeForceグローバル広報担当ディレクターであるベン・ベラオンド氏は、The Vergeに対し、GeForce RTX GPUの需要は依然として強いものの、メモリ供給には制約があることを認めました。しかし、同氏は「NVIDIAはすべてのGeForce SKUの出荷を継続しており、メモリ供給を最大化するためサプライヤーと緊密に協力している」と述べています。
他社動向とASUS独自の決定
Hardware Unboxedは、このASUSの決定が同社に限定されたものであることを追記しています。ASUS以外のメーカーでは状況が異なる可能性があり、実際、PNYの広報担当マイケル・ファリーノ氏は、CESで発表されたばかりのDual-Slot Slim (DSS) RTX 5070 Tiが予定通り2月に「Best Buy、Micro Center、Amazonを含む主要な小売店で出荷を開始する」とThe Vergeに確認しました。このことから、ASUSは十分な供給を確保できるとは考えていないようです。
メモリ市場の背景:ミクロンの戦略
今回の供給問題の背景には、メモリ市場全体の動向があります。ミクロン社のモバイルおよびクライアントビジネスユニット担当副社長であるクリストファー・ムーア氏は先週、Wccftechに対し、「現在我々が行っているのは、生産量を最大化するために、できるだけ少ない種類のシリコン、できるだけ少ない異なる製品ID(DID)で製造することだ」と語っています。また、「12ギガバイトから16ギガバイトへ、あるいは16ギガバイトから24ギガバイトへの変更は、実際に生産量を低下させる」と説明し、需要をできるだけ安定させ、供給を最大化するよう努めていると述べています。
この戦略は、特に比較的手頃な価格帯の50シリーズGPUにおいて、異なるメモリ構成のモデルの供給に影響を与えていると見られています。
元記事: https://www.theverge.com/news/863000/asus-nvidia-rtx-5070-ti-5060-ti-supply-rumors
