OpenEvidenceが評価額120億ドルに到達、医療AI市場を牽引
AIを活用した医療情報プラットフォームOpenEvidenceは、Thrive CapitalとDSTが共同で主導するシリーズD資金調達ラウンドで2億5,000万ドルを追加調達し、評価額が120億ドルに達したことを発表しました。これは、わずか昨年10月の60億ドルから倍増となる驚異的な成長です。このラウンドにより、同社の総調達額は7億ドルに上ります。
急成長の背景と競合優位性
OpenEvidenceは、従来のWebMDが一般向けであったのに対し、医師向けのAI医療情報プラットフォームとして際立っています。同社は、急成長する医療AI市場において、Anthropicの「Claude for Healthcare」(患者、保険会社、医療提供者向け)やChatGPTの新しい健康関連製品(消費者向け)といった競合との差別化を図っています。
同社のサービスは目覚ましい成長を遂げており、2026年12月には米国で1,800万件もの臨床相談が、検証済み医療専門家によって行われました。これは、1年前の月間約300万件から大幅に増加しています。また、年間売上高は1億ドルを突破し、そのビジネスモデルの堅牢性を示しています。
これまでの資金調達と今後の展望
OpenEvidenceは、これまでGVが主導した前回の60億ドル評価額での2億ドル調達を含め、合計7億ドルを調達しています。主要な出資者には、Sequoia、Nvidia、Kleiner Perkins、Blackstone、Bond、Craft Ventures、Mayo Clinicなどが名を連ねています。
この急速な資金調達と評価額の向上は、OpenEvidenceが医療専門家向けのAIツール市場において極めて重要な存在であることを示しています。今後も同社の技術が医療分野にどのような変革をもたらすか、注目が集まります。
元記事: https://techcrunch.com/2026/01/21/openevidence-hits-12b-valuation-with-new-round-led-by-thrive-dst/
