Apple Watchの「正確な場所を見つける」機能、初代AirTagには非対応

Apple Watchの「正確な場所を見つける」機能、初代AirTagには非対応

Apple Watch Series 9以降およびApple Watch Ultra 2以降に搭載された新しい「正確な場所を見つける」(Precision Finding)機能は、第二世代AirTag(AirTag 2)にのみ対応し、初代AirTagでは利用できないことが明らかになりました。これは、AppleのサポートドキュメントおよびMacRumorsによる独自テストで確認された情報です。

非対応の技術的背景

この機能が初代AirTagで動作しない理由は、チップの違いにあります。新しいAirTag 2は、Appleの第二世代の超広帯域無線(Ultra Wideband: UWB)チップを搭載しているのに対し、初代AirTagは第一世代のUWBチップを搭載しています。Appleはこの非対応の具体的な理由を明言していませんが、UWBチップの世代間の性能差が主な要因と考えられます。

「正確な場所を見つける」機能の概要

「正確な場所を見つける」機能は、紛失したAirTagの正確な位置を特定するのに役立ちます。対応するiPhoneやApple Watchの画面に、目的のアイテムまでの方向を示す矢印と距離を表示し、ユーザーを誘導します。この機能は既にApple WatchでiPhone 15以降のモデルを探す際に利用可能でしたが、今回初めてAirTagの探索にも対応しました。

Apple Watchでの設定と使用方法

第二世代AirTagをApple Watchで「正確な場所を見つける」機能を使用するには、watchOS 26.2.1以降がインストールされている必要があります。

設定手順:

  • Apple Watchでコントロールセンターを開きます。
  • 下にスクロールして「編集」をタップします。
  • 「追加」ボタンをタップします。
  • 「項目を探す」までスクロールします。
  • 「項目を探す」をタップし、次に「AirTagを探す」をタップします。
  • 「選択」をタップし、探したい項目を選択します。
  • 「完了」ボタンをタップし、再度「完了」をタップします。

使用手順:

  • Apple Watchでコントロールセンターを開きます。
  • 下にスクロールして「AirTagを探す」ボタンをタップします。
  • 画面の指示に従い、AirTagに接続できるまで移動します。
  • Apple Watchに表示される距離と方向の情報を参照します。
  • AirTagに近づくと、ウォッチの画面が緑色に変わります。

旧モデルにおける互換性

初代AirTagをお持ちの場合でも、「正確な場所を見つける」機能自体は、iPhone 11以降のモデルで引き続き利用可能です。Apple Watchからは利用できませんが、iPhoneを使えば従来通り正確な探索が可能です。

AirTag 2による探索性能の向上

新しい第二世代AirTagは、初代AirTagと比較して最大1.5倍遠くからでも「正確な場所を見つける」機能が動作するようになっています。ただし、この長距離探索機能を利用するには、iPhone 15以降、Apple Watch Series 9以降、またはApple Watch Ultra 2以降のデバイスが必要です。


元記事: https://www.macrumors.com/2026/01/27/apple-watch-precision-finding-airtag-2-only/