テスラ、2025年利益46%減:歴史的な売上減少で厳しい一年

概要:テスラの業績不振続く

電気自動車大手テスラは、2025年の決算を発表し、厳しい経営状況が明らかになりました。2024年も困難な年でしたが、2025年はそれをさらに下回る結果となり、年間利益は前年比46%減となりました。テスラ史上初めて、売上が前年を下回るという歴史的な転換点を迎えました。

2025年第4四半期の詳細

2025年第4四半期の販売台数および生産台数は、2024年第4四半期と比較して16%の減少を記録しました。これにより、自動車事業の売上は11%減の177億ドルとなりました。しかし、エネルギー貯蔵事業は25%増の38億ドル、サービス事業も18%増の34億ドルと二桁成長を遂げ、一部の落ち込みを補いました。四半期の総売上高は3%減少しましたが、営業利益は20%増加しました。一方で、営業活動からの収益の減少と経費の増加により、純利益は61%減の8億4000万ドルにまで落ち込みました。規制クレジットによる5億4200万ドルがなければ、さらに厳しい結果となっていたでしょう。

2025年通年の業績分析

2025年通年では、テスラは1,636,129台の自動車を販売し、自動車事業からの収益は695億ドルとなりましたが、これは2024年と比較して10%の減少です。一方で、貯蔵およびエネルギー事業は前年比27%増の127億ドル、サービス事業は19%増の125億ドルと、両部門とも大幅な成長を見せました。これらの非自動車部門は、わずか数年前とは異なり、今や事業に大きな貢献をしています。その結果、2025年の総売上高の減少はわずか3%にとどまりました。しかし、営業活動からの収益は38%減少し、費用は23%増加しました。かつて羨望の的だったテスラの利益率は4.9%(2024年の7.2%から減少、2022年には23.8%だった)にまで低下しました。その結果、年間純利益は38億ドルとなり、2024年と比較して46%の減少となりました。規制クレジットによる20億ドル(年間純利益の52%を占める)がなければ、その落ち込みはさらに深刻だったとテスラは説明しています。

業績低迷の背景と今後の展望

テスラは、売上減少と規制クレジットの低下を利益減少の主な原因として挙げています。投資家向けの説明では、具体的な展望は少なかったものの、今年の大量生産開始が期待される製品として以下が挙げられました。

  • 二人乗りロボタクシー「Cybercab」
  • 長らく延期されているクラス8トラック「Tesla Semi」
  • 次世代エネルギー貯蔵システム「Megapack」

また、テスラはAIへの投資が年間の利益に貢献し始めると予測しています。しかし、別の説明では、テスラがイーロン・マスクCEOが所有するAI企業xAIに20億ドルを投資することに合意したことも明らかになっています。


元記事: https://arstechnica.com/cars/2026/01/2025-sees-teslas-annual-revenue-fall-for-the-first-time/