OpenAI、エージェント型コーディング向けmacOSアプリ「Codex」を発表

OpenAI、エージェント型コーディング向けmacOSアプリ「Codex」をリリース

OpenAIは2026年2月2日、エージェント型コーディングに特化した新たなmacOSアプリ「Codex」を発表しました。昨年4月にコマンドラインツールとして、翌月にはウェブインターフェースとして登場したCodexは、今回、より高度なエージェント型開発プラクティスを統合し、主要な競合製品に追いつくための大きな一歩を踏み出しました。

本アプリは、AIエージェントがコーディングタスクを独立して実行できる「エージェント型ソフトウェア開発」という現在のトレンドに対応。複数のエージェントを並行して機能させ、エージェントスキルやその他の最先端のワークフローを統合するよう設計されています。

強力なGPT-5.2-Codexを搭載

Codexアプリの発表は、OpenAIの最も強力なコーディングモデルである「GPT-5.2-Codex」のリリースから2ヶ月足らずで行われました。OpenAIのCEOであるサム・アルトマン氏は、「複雑な作業を高度に行うには、5.2が圧倒的に最強のモデルだ」と述べ、このモデルの柔軟なインターフェースへの統合が大きな意味を持つと強調しています。

ベンチマークと競合との比較

GPT-5.2-Codexは、AIがコマンドラインプログラミングタスクをどれだけ処理できるかを測るTerminalBenchで現時点ではトップの座を保持しています。しかし、実世界のソフトウェアバグ修正能力をテストするSWE-benchでは、Gemini 3やClaude Opusのエージェントも同等のスコアを記録しており、GPT-5.2に明確な優位性はないとされています。

エージェント型ユースケースのベンチマークは依然として困難であり、最先端モデルのユーザーエクスペリエンスには大きな違いがあることが示唆されています。

Codexアプリの新機能と開発速度

Codexアプリには、競合製品に匹敵するか、一部では凌駕するための様々な新機能が搭載されています。

  • バックグラウンドでの自動化: ユーザーが戻った際に結果を確認できるよう、自動スケジュールでバックグラウンド実行を設定できる機能。
  • パーソナリティ選択: ユーザーの作業スタイルに合わせて、エージェントに「実用主義的」から「共感的」まで異なるパーソナリティを選択できる機能。

アルトマン氏は、AIによって実現される開発速度が最大のセールスポイントであると語っています。「何もない状態から、数時間で非常に洗練されたソフトウェアを構築できる。新しいアイデアを入力する速度が、構築できるものの限界となるだろう」と、その可能性を力説しました。


元記事: https://techcrunch.com/2026/02/02/openai-launches-new-macos-app-for-agentic-coding/