Spotify、「About the Song」で音楽体験を深化
Spotifyは、ユーザーが聴いている楽曲の裏側にある物語を探求できる新機能「About the Song」の提供を開始しました。この機能は、サードパーティのソースから要約された短いストーリーカードを表示し、ユーザーはスワイプして興味深い詳細や舞台裏のエピソードを知ることができます。Spotifyによると、この機能は音楽ファンと楽曲とのつながりを深めることを目的としています。
「About the Song」は、現在、米国、英国、カナダ、アイルランド、ニュージーランド、オーストラリアのPremiumユーザー向けに、モバイル版でベータ版として展開されています。競合サービスであるApple Musicにはない独自の機能として注目を集めています。
利用方法は簡単で、再生中の曲の「Now Playing」画面を下にスクロールすると、「About the Song」カードが表示されます。そこからスワイプして、楽曲にまつわる物語を探索できます。
楽曲の「なぜ」を解き明かす
Spotifyはブログ投稿で、「音楽ファンは、ある曲を聴いて立ち止まり、すぐにその曲についてもっと知りたいと思うものです。何がインスピレーションとなり、どんな意味が込められているのか?私たちは、楽曲の制作過程や背景を理解することが、愛する音楽とのつながりを深めることができると信じています」と述べています。
その他の注目すべきアップデート
この一週間でSpotifyは他にもいくつかの重要な発表を行っています。特に注目されるのは以下の点です。
- オーディオブック機能の強化: 米国と英国のユーザーは、アプリ内で物理的なオーディオブックを購入できるようになります。また、物理的な本のページをスキャンしてオーディオブックの該当箇所にジャンプできる「Page Match」機能や、「Audiobook Recaps」も導入されます。
- 歌詞表示機能の拡充: 歌詞の翻訳機能が世界中で利用可能になり、Premium会員だけでなく全てのユーザーがオフラインで歌詞を閲覧できるようになりました。歌詞の表示位置も、アルバムアートワークやループ動画の直下に移動し、よりアクセスしやすくなっています。
開発者向けAPIの変更
さらにSpotifyは、サードパーティアプリケーションのテストに使用される開発者モードAPIの刷新も発表しました。この変更には、プレミアムアカウントの必須化、テストユーザー数の上限設定、およびAPIエンドポイントのセットの制限が含まれます。これにより、開発者エコシステムの品質とセキュリティが向上する見込みです。
