驚異の発見:自己複製可能なRNAが見つかる

自己複製可能なRNAの発見

生命の起源に関する未解決の問題は多くありますが、研究コミュニティでは、生命の初期段階で自己複製可能なRNA分子が現れたことが重要な一歩であるとほぼ合意しています。DNAと同じように遺伝情報を運ぶことができるRNAですが、三次元構造に折りたたむことで触媒として機能することもあります。

この二つの特性から、初期の生命はタンパク質を必要とせず、RNAが遺伝子情報の保存と単純な代謝反応の触媒を担っていたと考えられています。しかし、これを行うためには、RNA分子を複製する反応が必要です。

現在までに、他の分子を複製するRNA触媒はいくつか見つかっていますが、自己複製可能なRNA触媒は存在しませんでした。しかし最近、研究チームは驚くべき短いRNA(45塩基)を見つけました。これは自己複製を行うことができます。

RNAポリメラーゼの発見

RNA触媒(リボザイムと呼ばれる)は多数知られていますが、その中には他のRNA分子を触媒するものもあります。一部はリガーゼと呼ばれ、二つのRNA分子を結合させることができます。

自己複製可能なRNAの特性

QT-45という名前の短いRNAは、非常に効率的な自己複製を行うことができますが、その効率は低いです。しかし、このRNAは遺伝子変異を起こす可能性があり、進化を通じて機能性の向上が期待できます。

研究の意義

QT-45は現在、優れた触媒ではありませんが、さらなる選択と改良により効率が高まることが予想されます。また、このRNAを発見したチームは、同様の方法で他の自己複製可能なRNAも見つける可能性があります。


元記事: https://arstechnica.com/science/2026/02/researchers-find-small-rnas-that-can-make-copies-of-themselves/