Windows 11 23H2 HomeおよびProエディション、30日後にサポート終了

はじめに

マイクロソフトは本日、Windows 11バージョン23H2のHomeおよびProエディションを実行しているシステムが、来月セキュリティアップデートの提供を停止することを改めて顧客に通知しました。これは、同社が最新のWindows 11リリースへのアップグレードをユーザーに促した8月と9月の2つの警告に続くものです。

サポート終了の詳細

Windowsリリースヘルスダッシュボードによると、Windows 11 23H2のEnterprise、Education、およびIoT Enterpriseエディションは、2026年11月までメインストリームサポートが継続されます。

マイクロソフトは、「2025年11月11日に、Windows 11バージョン23H2(HomeおよびProエディション)のサービス提供が終了します。2025年11月の月次セキュリティアップデートが、これらのエディションで利用可能な最後のアップデートとなります」と警告しています。「この日以降、これらのエディションを実行しているデバイスは、最新のセキュリティ脅威からの保護を含む月次セキュリティおよびプレビューアップデートを受け取らなくなります。」

推奨されるアップグレードパス

ユーザーは、2024年10月に一般提供が開始されたWindows 11 24H2(Windows 11 2024 Updateとしても知られる)へのアップグレードが推奨されています。IT部門によって管理されていないWindows 11 22H2/23H2 HomeおよびProデバイスは、Windows 11 24H2アップデートを自動的に受け取りますが、アップデートを延期したり、再起動する時間を選択したりすることは可能です。

アップグレードに関する注意点

ただし、一部のPCは、SenseShield Technologyのコード難読化ドライバーを搭載しているデバイスに対してマイクロソフトがWindows 11 24H2のセーフガードホールドを追加しているため、アップグレードされない可能性があることに注意が必要です。

関連情報

マイクロソフトは7月に、Windows 11 22H2の最終エディションのサポートも10月14日に終了することをユーザーに通知しました。最新バージョンにアップデートしたいWindows 11ユーザーは、9月10日にリリースされたWindows 11 25H2(Windows 11 2025 Update)をインストールできます。「利用可能になり次第最新の更新プログラムを入手する」設定を有効にしているすべての対象となるWindows 11 24H2デバイスで利用可能です。

Windows 11のサービス提供日に関する詳細は、ライフサイクルポリシー検索ツールまたはWindowsライフサイクルFAQページで確認できます。マイクロソフトはまた、2025年に引退またはサポート終了となる製品のリストも提供しています。


元記事: https://www.bleepingcomputer.com/news/microsoft/windows-11-23h2-home-and-pro-reach-end-of-support-in-30-days/