Apple Watch版WhatsAppが遂に登場
長らく待望されていた公式WhatsAppアプリがApple Watch向けに正式リリースされました。昨日、先週のTestFlightによるベータテスト期間を経て、全てのユーザーが利用可能となります。これにより、iPhoneを取り出すことなく、Apple Watchから直接メッセージの送受信や通話通知の確認が可能になります。
Metaが発表した主な機能は以下の通りです。
- 通話通知: iPhoneを見ることなく、誰からの着信かを確認できます。
- メッセージの全文表示: 長文メッセージもApple Watch上で全て読むことができます。
- メッセージの作成と送信: Watchから直接メッセージを作成し、送信できます。
- 音声メッセージ: 音声メッセージを録音して送信できます。
- リアクション: 受信したメッセージに絵文字で素早くリアクションできます。
- 優れたメディア体験: より鮮明な画像やステッカーがApple Watchに表示されます。
- チャット履歴: 画面上でより多くのチャット履歴を確認できます。
本アプリは、watchOS 10以降を搭載したApple Watch Series 4以降のモデルで利用可能です。ただし、WhatsAppアプリがインストールされたiPhoneとの接続が必須であり、アプリを最新バージョンにアップデートする必要があります。
一部のユーザーからは、iPhoneとの常時接続が必要な点について「期待外れ」との声も上がっています。特に、iPhoneが手元にない状況でもWhatsAppメッセージの送受信が既に可能であるため、今回のアップデートがその体験を大きく改善するものではないと感じるユーザーもいるようです。
iOS 26.1アップデートで新機能追加
Appleは昨日、iOS 26.1をリリースし、いくつかの新機能と改善を導入しました。特に注目すべきは、アラーム機能の変更です。
- 「スライドして停止」アラーム: 2007年の機能が新しい形で復活しました。従来の「停止」ボタンのみでは誤ってタップしてしまう可能性がありましたが、新しい「スライドして停止」コントロールにより、アラームをより確実に停止できるようになります。
その他、iOS 26.1では「Liquid Glass」の切り替えオプションや、新しいApple Intelligence言語のサポートなどが含まれています。このアップデートは、iPhone 11シリーズ以降および第2世代iPhone SE以降のモデルで利用可能です。
その他の注目すべきAppleニュース
Apple関連のニュースでは、他にもいくつかの重要な発表や予測がありました。
- 2026年の新製品計画: BloombergのMark Gurman氏によると、Appleは2026年に少なくとも15の新製品を投入する予定で、Apple Intelligenceの主要機能の展開や規制圧力への対応など、同社にとって「近年で最も重要な年の一つ」になると報じられています。
- Siriの進化とGoogle Geminiとの連携: Siriの刷新版は来年3月頃に展開される予定で、新しいスマートホームディスプレイ製品も同時にリリースされる可能性があります。SiriはGoogle Geminiに「依存」するとされており、AI機能の強化が期待されます。
- 新型Apple TVとHomePod miniの登場予測: 新しいApple TVとHomePod miniが今月中に発売される可能性が示唆されています。Apple Storeでは11月11日の夜にディスプレイの更新や新製品の配置が行われる予定です。
- 折りたたみ式iPhoneの噂: Appleが来年、折りたたみ式iPhoneを発売するとの複数の噂があり、長らく待たれていたこのデバイスに関する詳細がリークされています。
- Macの新製品に関する情報: AppleのCFOであるKevan Parekh氏の発言から、年内に追加の新型Macがリリースされる可能性は低いと見られています。
元記事: https://www.macrumors.com/2025/11/04/whatsapp-now-available-on-apple-watch/
