「Nintendo Store」アプリがiOSとAndroidに登場:アカウント連携とデータアクセスに注目

「Nintendo Store」アプリ、ついにグローバル展開

任天堂は、待望の公式「Nintendo Store」アプリをiOSおよびAndroidデバイス向けにリリースしました。これにより、より多くのファンがスマートフォンやタブレットからeShopにアクセスできるようになります。このアプリは、5年前に「My Nintendo」アプリとして日本で独占的にローンチされていましたが、今回「Nintendo Store」という新たな名称で、米国、英国、カナダ、およびヨーロッパの大部分を含む他の地域にも展開されました。

主な機能と購入体験

「Nintendo Store」アプリは、ユーザーがSwitchやSwitch 2のコンソール、ハードウェアアクセサリー、パッケージ版およびダウンロード版ゲーム、その他の任天堂グッズを閲覧・購入できる機能を提供します。ただし、アプリ内で直接購入を完了するのではなく、商品を選択するとデバイスのデフォルトのウェブブラウザでページが開かれる仕組みです。これは、手動でモバイルブラウザのストアフロントにアクセスするよりも、はるかに便利な方法と言えるでしょう。

  • ウィッシュリストに保存したアイテムがセールになった際のプッシュ通知設定
  • 最新の任天堂ゲームやイベントに関するニュースフィード
  • 公式の任天堂ストアやイベントでのチェックインによる報酬獲得

アカウント連携とゲーム履歴データ

このアプリの重要な点として、一部の機能にアクセスするにはNintendoアカウントとネットワークIDが必須となります。特に注目すべきは、ユーザーが過去のゲームプレイ履歴を確認できる機能です。これにはSwitch、Switch 2のデータに加え、Nintendo 3DSおよびWii Uのデータ(2020年2月までのプレイアクティビティ)も含まれます。以前は、この情報にアクセスするにはペアレンタルコントロールを設定する必要がありましたが、アプリを通じて直接確認できるようになったことで、ユーザーのデータアクセス方法に変化が生じています。これにより、個人データの管理とプライバシーに関するユーザーの意識がさらに高まる可能性があります。


元記事: https://www.theverge.com/news/814054/nintendo-store-app-ios-android-games-shop