Microsoft: Windows 11 バージョン23H2 HomeおよびProエディションのサポートが終了

Windows 11 バージョン23H2 HomeおよびProエディションのサポート終了

Microsoftは本日、Windows 11 バージョン23H2のHomeおよびProエディションを実行しているシステムが、セキュリティ更新プログラムの受信を停止したことを顧客に改めて通知しました。この発表は、Microsoftがユーザーに対し、利用可能な最新のWindows 11リリースへのアップグレードを促した過去3回の警告(8月、9月、10月)に続くものです。

同社がWindowsリリースヘルスダッシュボードで説明しているように、Windows 11 バージョン23H2のEnterprise、Education、およびIoT Enterpriseエディションは、さらに1年間、つまり2026年11月までメインストリームサポートが継続されます。

Microsoftは火曜日のメッセージセンターの更新で、「本日、2025年11月11日、Windows 11 バージョン23H2(HomeおよびProエディション)はサービス終了に達しました。2025年11月の月次セキュリティ更新プログラムが、これらのエディションで利用可能な最後の更新プログラムとなります」と述べています。「これらのエディションを実行しているデバイスは、最新のセキュリティ脅威からの保護を含む月次セキュリティおよびプレビュー更新プログラムを受け取ることができなくなります。」

Windows 11 バージョン25H2へのアップグレード推奨

ユーザーは現在、Windows 11 バージョン25H2(Windows 11 2025 Updateとしても知られる)へのアップグレードが推奨されています。これは2025年9月にイネーブルメントパッケージ(eKB)として一般提供が開始され、コンシューマー向けのサポートは2027年10月に終了します。

Windows 11 バージョン25H2は、「利用可能になり次第、最新の更新プログラムを入手する」設定を有効にしている顧客向けの、すべての対象となるWindows 11デバイスで利用可能です。対象となるWindows 10またはWindows 11デバイスでは、「設定」>「Windows Update」セクションで「更新プログラムのチェック」をクリックすることで、更新プログラムが利用可能かどうかを確認できます。デバイスが更新準備ができていれば、「Windows 11 バージョン25H2をダウンロードしてインストールする」オプションが表示されます。

IT部門によって管理されていないWindows 11 HomeおよびProエディションを実行しているデバイスは、Windows 11 バージョン25H2更新プログラムを自動的に受け取りますが、更新を延期したり、再起動する時間を選択したりすることは可能です。

追加情報とリソース


元記事: https://www.bleepingcomputer.com/news/microsoft/microsoft-windows-11-23h2-home-and-pro-reach-end-of-support/