TikTokが共有機能強化:『共有コレクション』と『共有フィード』で新たな交流体験を提供

TikTok、ユーザー間のコンテンツ共有と整理を強化

TikTokは、ユーザーが友人や家族とコンテンツを共有し、整理できる新機能「Shared Collections(共有コレクション)」の導入を発表しました。さらに、ユーザーが一緒にTikTokコンテンツを視聴できる「Shared Feeds(共有フィード)」の近日中のローンチも予告しています。

「共有コレクション」の詳細

「共有コレクション」は、ユーザーが特定のテーマに基づいてコンテンツを共同で保存・整理できる機能です。例えば、クリスマスパーティーの計画ホリデーディナーのアイデアインテリアのインスピレーション、あるいはシークレットサンタのアイデアなどを共有するスペースとして活用できます。このコレクションは、互いにフォローしているユーザー同士でのみ作成が可能で、非公開にすることも、公開することもできます。対象は16歳以上のアカウントで、世界中で利用可能です。

近日登場の「共有フィード」

数ヶ月以内にローンチが予定されている「共有フィード」は、ユーザーが一緒にコンテンツを発見するための新機能です。これは1対1のダイレクトメッセージ内で生成され、スポーツ、ウィンターアクティビティ、お気に入りのクリエイターなど、両ユーザーの好みに合わせてパーソナライズされた新しいコンテンツが提供されます。コンテンツは、ユーザーのTikTokでの活動(「いいね」、視聴履歴、コメントなど)に基づいて生成されます。なお、このフィードは継続的ではなく、1日に15本の動画が提供される形式です。機能的には、Instagram Reelsの「Blend」機能に類似しています。招待を送信してフィードを作成し、DM内でチャットしながらコンテンツを楽しめます。両者がすべての動画を視聴した後には、互いに「いいね」を付けた動画を確認できる「Shared Likes」履歴も利用可能です。

その他の新機能:グリーティングカード

TikTokはまた、ユーザーが互いに送れるグリーティングカード機能も追加します。チャット内でグリーティングカードを選択し、メッセージを書いて送信すると、受信者にはお祝いのアニメーションと共にメッセージが表示されるとのことです。


元記事: https://techcrunch.com/2025/12/08/tiktok-adds-a-space-for-organizing-content-with-others-teases-shared-feeds/