Xアプリ、iOSウィジェットを導入
X(旧Twitter)は、iOSアプリ向けに待望のウィジェット機能を展開しました。これにより、ユーザーはホーム画面にフィードを追加したり、ロック画面にリアルタイムの通知数を表示したりすることが可能になります。この機能は、長らくユーザーからの要望が高かったもので、iOSデバイスでのXの利用体験を大きく向上させると期待されています。
ホーム画面ウィジェット「Xニュースハイライト」
ホーム画面に設置できるウィジェットは、「Xニュースハイライト」の一種類です。このウィジェットは、ソーシャルメディアプラットフォームで今話題になっているヘッドラインを表示します。ユーザーは、自身のホーム画面で、Xで最も注目されているニュースを素早く確認できるようになります。ウィジェットは、3種類のサイズで提供され、ユーザーのレイアウトに合わせて選択可能です。
ロック画面ウィジェットが充実
ロック画面向けのウィジェットは、より多様な選択肢を提供します。利用可能なウィジェットは以下の通りです。
- X通知:未読通知の件数を表示します。
- Xメッセージ:Xチャット(暗号化されたダイレクトメッセージ)の未読メッセージ数を表示します。
- Grok AIチャット:Grok AIチャットに直接アクセスできるウィジェットです。
- Grok AI音声会話:Grok AIとの音声会話を開始できるウィジェットです。
これらのロック画面ウィジェットは、それぞれ大小2種類のサイズで利用でき、必要な情報を一目で確認できるように設計されています。
背景とプラットフォームへの評価
Appleは、2020年のWWDCでiOS 14のプレビュー時にTwitterのホーム画面ウィジェットの登場をほのめかしていましたが、これまで実現することはありませんでした。今回のXによるウィジェット導入は、その長年の空白を埋める形となります。しかしながら、イーロン・マスク氏によるXの買収とそれに続くプラットフォームの変更は、偽アカウント、AIによって生成されたコンテンツ、そして誤情報が蔓延しているとして、一部から批判的な声も上がっています。
元記事: https://www.macrumors.com/2025/12/15/x-twitter-app-for-ios-gains-widgets/
