新しいベータ版のリリース
Appleは本日(2025年12月15日)、次期iOS 26.3およびiPadOS 26.3の最初の開発者向けベータ版をテスター向けに公開しました。これは、iOS 26.2およびiPadOS 26.2のリリースからわずか数日後のことです。登録済みの開発者は、iPhoneまたはiPadの「設定」アプリから「一般」セクションに進み、「ソフトウェアアップデート」を選択することで、これらのベータ版をダウンロードできます。
現時点では、新しいベータソフトウェアに何が含まれているかは明らかではありません。しかし、ホリデー期間中にこれらのアップデートがテストされることから、Appleは主要な新機能の追加よりも、バグ修正とパフォーマンスの向上に焦点を当てる可能性が高いとみられています。今後数日中には、一般公開ベータ版もリリースされる見込みです。
最近の主要なソフトウェアアップデート
今回のベータ版リリースに先立ち、Appleは最近、いくつかの重要なソフトウェアアップデートを実施しています。特に注目すべきは以下の点です。
- iOS 26.2のセキュリティ修正: 12月12日にリリースされたiOS 26.2は、20以上のセキュリティ脆弱性を修正しました。これには、悪意を持って作成されたWebコンテンツがコードを実行したり、メモリ破損を引き起こす可能性のある2つのWebKit脆弱性が含まれており、これらはすでに悪用が確認されていたものです。このため、ユーザーにとっては緊急性の高いアップデートでした。
- iOS 26.2の新機能: リマインダーのアラーム機能、ロック画面の変更、強化された安全警告など、いくつかの新機能が導入されました。
- iPadOS 26.2のマルチタスク改善: iPadOS 26.2では、マルチタスク機能の継続的な改善が行われました。
- macOS Tahoe 26.2: 「Edge Light」機能を導入したmacOS Tahoe 26.2も同日にリリースされました。
- AirPodsのファームウェアアップデート: AirPods Pro 2およびAirPods Pro 3向けの新しいファームウェアがリリースされ、EUでのライブ翻訳サポートが強化されています。
将来の展望
また、最近のリーク情報によると、Appleは将来のiOSバージョン(iOS 26.4、iOS 27、さらにはiOS 28)で計画されている機能についても、内部ビルドのコード内で言及されていることが明らかになっています。さらに、iOS 26のコードからは、AirTag 2に搭載されるとされる4つの新機能に関する情報も発見されており、今後のApple製品の進化にも期待が寄せられます。
元記事: https://www.macrumors.com/2025/12/15/apple-seeds-ios-26-3-beta-1/
