Uberに対するFTC訴訟に21州とワシントンD.C.が参加

はじめに

米連邦取引委員会(FTC)がUberに対して起こした訴訟に、新たに21の州とワシントンD.C.が参加したことが明らかになりました。この訴訟は、Uber Oneサブスクリプションに関する不当な課金慣行と、解約プロセスの複雑さについて争われています。

Uberに提出された主な告発内容

修正された訴状によると、Uberには複数の不正行為があったとされています。

  • 顧客の同意なしにUber Oneサブスクリプションを課金した。
  • 無料トライアル期間が終了する前に料金を請求した。
  • サブスクリプションによる節約額について、誤解を招くような主張を行った。
  • サブスクリプションの解約プロセスが著しく困難であり、最大23画面をタップし、32のアクションが必要となる場合があった。

訴訟に参加した州

今回訴訟に加わったのは以下の州および地域です。

  • アラバマ州
  • アリゾナ州
  • カリフォルニア州
  • コネチカット州
  • イリノイ州
  • メリーランド州
  • ミシガン州
  • ミネソタ州
  • ミズーリ州
  • モンタナ州
  • ネブラスカ州
  • ニューハンプシャー州
  • ニュージャージー州
  • ニューヨーク州
  • ノースカロライナ州
  • オハイオ州
  • オクラホマ州
  • ペンシルベニア州
  • バージニア州
  • ウェストバージニア州
  • ウィスコンシン州
  • ワシントンD.C.

この修正訴状には、Restore Online Shoppers’ Confidence Actおよび州法の違反に対する民事罰の請求が含まれています。

Uberの反応

Uberは、FTCによる当初の告発内容を否定しています。The Vergeへの声明では、「解約はアプリ内でいつでも可能であり、ほとんどの人は20秒以内に完了できる」と述べており、改善が図られたことを示唆しています。


元記事: https://www.theverge.com/news/845071/ftc-uber-lawsuit-21-states-amended-complaint