Snapchatが新機能「Quick Cut」を発表、動画編集を自動化し音楽に同期

Snapchat、AIで動画を自動編集する「Quick Cut」をリリース

Snapchatは、アプリ内から直接利用できる新しい動画編集ツール「Quick Cut」を発表しました。この新機能は、ユーザーのお気に入りの「Memories(思い出)」を、ビートに合わせて同期された、すぐに共有できる動画へと数秒で変換することを目的としています。

主な機能と使い方

「Quick Cut」を使用すると、複数の写真や動画クリップを選択するだけで、レンダリングされた動画を即座にプレビューできます。この機能は「Memories」やスマートフォンのカメラロールからアクセス可能です。動画作成時には、音楽が自動的に追加され、クリップと同期されます。ユーザーは好みに応じて音楽トラックを変更したり、レンズを追加したりすることも可能です。また、動画を投稿する前には、タイムラインエディターなどの詳細な編集ツールを使ってさらに調整することもできます。

手軽な操作性と今後の展開

The Vergeの記者が実際に「Quick Cut」を試したところ、「楽しくて使いやすい」と評価しており、わずか2つの短いクリップからでも「ストレンジャー・シングス」のテーマソングに合わせて自動的に面白い動画を生成できたと報告しています。この手軽さから、コンテンツクリエイターだけでなく、友人との共有を楽しみたい一般ユーザーにとっても非常に有用なツールとなり得るでしょう。「Quick Cut」は現在iOS向けに提供されており、Snap社は今後、より多くのプラットフォーム、特にAndroidデバイスへの展開を計画しています。


元記事: https://www.theverge.com/news/846905/snap-snapchat-quick-cut-video-editor