データベース市場の新たな巨人:ClickHouseが評価額150億ドルを達成
データウェアハウスプロバイダーのClickHouseが、Bloombergの報道によると、新たに4億ドルの資金調達を実施し、企業評価額を150億ドルに達しました。これは昨年5月の63.5億ドルから約2.5倍の急成長を意味し、データ分析市場におけるSnowflakeやDatabricksといった既存の巨大企業にとって、新たな強力な挑戦者の出現を明確に示しています。
驚異的な資金調達と主要投資家
今回の資金調達ラウンドは、Dragoneer Investment Groupが主導しました。その他にも、Bessemer Venture Partners、GIC、Index Ventures、Khosla Ventures、そしてLightspeed Venture Partnersといった著名な投資家が参加し、ClickHouseの将来性への強い期待が伺えます。
革新的な技術と成長するビジネスモデル
ClickHouseは、2021年にロシアの検索大手Yandexからスピンオフした企業です。同社は、特にAIエージェントが必要とする膨大なデータセットの処理に特化したデータベースソフトウェアを開発しています。そのデータベースはオープンソースとして提供されており、同社はマネージドクラウドサービスの販売を通じて収益を上げています。このクラウドサービスは、年間経常収益(ARR)が前年比で250%以上も成長しており、その技術とビジネスモデルの成功を裏付けています。
Langfuse買収によるAI分野の強化
ClickHouseは、今回の資金調達と同時に、AIエージェントのパフォーマンス追跡と評価を支援するスタートアップ、Langfuseの買収も発表しました。Langfuseは、LangChainのオブザーバビリティプラットフォームであるLangSmithと直接競合するサービスを提供しており、この買収によりClickHouseは、AI開発者向けのエコシステムにおける存在感を一層強化することになります。
世界的な主要顧客
ClickHouseの技術は、既に多くの世界的な大手企業に採用されています。主要な顧客には、Meta、Tesla、Capital One、Lovable、Decagon、Polymarketなどが名を連ねており、その高性能と信頼性が幅広い業界で評価されていることが示されています。
元記事: https://techcrunch.com/2026/01/16/snowflake-databricks-challenger-clickhouse-hits-15b-valuation/
