Windows 11 1月アップデートで広範囲なシャットダウン問題が発生

Windows 11の最新アップデートに起因するシャットダウン問題

MicrosoftがリリースしたWindows 11の最新セキュリティアップデートが、エンタープライズユーザーに予期せぬ問題を引き起こしています。Secure Launchが有効になっているPCが適切にシャットダウンまたはハイバネートできず、電源を切る代わりに自動的に再起動してしまうというものです。

この問題は、2026年1月13日に公開されたWindows 11 バージョン23H2向けのセキュリティアップデート「KB5073455」に起因しており、Microsoftは1月15日にこの問題を正式に認めました。

Secure Launch搭載デバイスでの具体的な影響

影響を受けるのは、Windows 11 バージョン23H2のEnterpriseおよびIoTエディションで、Secure Launchが有効化されているデバイスに限られます。Secure Launchは、起動時にファームウェアレベルの脅威からシステムを保護する仮想化ベースのセキュリティ機能であり、高度な脅威保護が不可欠なエンタープライズおよびIoT環境では重要なコンポーネントです。

予期せぬ再起動動作は、ワークフローを中断させるだけでなく、特にモバイルデバイスではデータ損失や電源管理の問題を引き起こす可能性があります。ハイバネートに依存してバッテリー寿命を維持するモバイルデバイスにとって、この問題は深刻です。

提供されている一時的な回避策と今後の展望

Microsoftは、シャットダウンの問題に対する一時的な回避策を提示しています。ユーザーはコマンドプロンプトで「shutdown /s /t 0」と実行することで、再起動ループを回避し、即座にシャットダウンできます。

しかし、残念ながらハイバネートに対する回避策は現在提供されていません。Microsoftは、バッテリー切れによるデータ損失を防ぐため、作業を頻繁に保存し、デバイスの使用後は完全にシャットダウンすることを強く推奨しています。

同社は将来のアップデートでこの問題の解決を約束していますが、具体的な提供時期については明言していません。

エンタープライズ管理者への推奨事項

大規模なWindows 11環境を管理するエンタープライズIT管理者は、KB5073455のインストールを一時的に見送ることを検討すべきです。これは、セキュリティパッチのメリットと、シャットダウンバグによる運用の中断とのバランスを取るためです。


元記事: https://gbhackers.com/windows-11-january-update-shutdown-complaints/