Apple環境担当責任者リサ・ジャクソン氏が退任
Appleの環境、政策、社会イニシアチブ担当副社長であるリサ・ジャクソン氏が、13年間の在任期間を終え、今月退任することが明らかになりました。同氏はAppleのリーダーシップページからも名前が削除され、その多大な功績が改めて注目されています。ジャクソン氏は2013年以降、ティム・クックCEO直属の部下として、Appleの持続可能性戦略の最前線で指揮を執ってきました。
Appleの環境目標達成への貢献
ジャクソン氏の強力なリーダーシップの下、Appleは再生可能エネルギーの導入とエネルギー効率化の取り組みを精力的に推進してきました。特に、2030年までに事業全体、製造サプライチェーン、そして製品のライフサイクルを通じてカーボンニュートラルを達成するというAppleの野心的な目標達成に向け、彼女は極めて重要な役割を果たしました。
広範な影響力とティム・クックCEOからの賛辞
環境分野での活動に加え、ジャクソン氏はAppleの人種間の公平性と正義に関するイニシアチブも主導し、世界各国の政府関連チームも統括していました。ティム・クックCEOは、彼女の貢献に対して深い感謝の意を表明し、「リサの貢献に深く感謝しています。彼女は2015年と比較して、当社の世界の温室効果ガス排出量を60%以上削減する上で不可欠な存在でした」とコメントしました。さらにクックCEOは、「彼女は世界中の政府と連携し、ユーザーの最善の利益を擁護し、教育、アクセシビリティ、プライバシー、セキュリティといった私たちの価値を推進する上で、重要な戦略的パートナーでした」と述べ、その広範な影響力を高く評価しました。ジャクソン氏は、Appleのイベント動画でApple Parkのソーラールーフに登場する姿でも広く知られていました。
後任体制とジャクソン氏の経歴
ジャクソン氏の退任後、Appleの環境および社会イニシアチブチームは、オペレーション担当責任者のサビ・カーン氏の直属となります。また、政府関連チームの監督は、Appleの法務顧問へと引き継がれる予定です。Appleに入社する前、ジャクソン氏はバラク・オバマ大統領の最初の任期において、米国環境保護庁(EPA)の長官を務めた輝かしい経歴を持っています。
元記事: https://www.macrumors.com/2026/01/16/apple-vp-lisa-jackson-retiring/
