薄型Face ID開発の背景
Appleが、次期iPhone Air 2向けに大幅に薄型化されたFace IDハードウェアモジュールを開発しているとの情報が浮上しました。中国のSNSプラットフォームWeiboで有名なリーカー「Instant Digital」が示唆したもので、この動きは、iPhone Airの顔認証システムが占めるスペースを削減することを目的としています。
報道によると、Appleはサプライヤーに対し「超薄型」Face IDコンポーネントを要請しており、これにより既存のシングルメインレンズに加え、超広角レンズを搭載することが可能になる見込みです。これは、画期的なデザインを誇るiPhone Airが、特に999ドルという価格設定にもかかわらず、多くのハードウェア面で妥協を強いられているというユーザーからの不満を解消するための一策とされています。
内部設計の再考
iPhone Airの限られた内部スペースでは、バッテリー容量を最大化するために複数の技術が配置されています。そのため、もし別のカメラを追加するとなると、Appleは内部構造を大幅に再設計する必要があると考えられます。
昨年11月には、中国人リーカーのDigital Chat Station氏が、AppleがiPhone Airのさらなる超薄型・軽量化に注力していると報告しており、今回の情報と符合します。この主張に続いて、「The Information」も、セカンドカメラのデバイスへの搭載が実際に開発中であると報じていました。
他のデバイスへのFace ID/Touch IDの展開
今年の後半に登場すると噂されている折りたたみ式iPhoneに関して、Appleはデバイスを可能な限り薄くするため、Face IDではなくサイドボタンにTouch IDを統合する選択をしたと伝えられています。しかし、より小型化されたTrueDepthカメラシステムの開発は、次世代モデルにおける顔認証への回帰を促す可能性も秘めています。
今回のリーカーは、超薄型Face IDモジュールが将来的にはMacBookに搭載される可能性さえ示唆していますが、現時点ではAppleがこれに取り組んでいることを示す具体的な噂はありません。2022年には、BloombergのMark Gurman氏が、AppleがiMac向けにFace IDをテストしたものの、薄型ノートブックディスプレイに認証ハードウェアを組み込むための技術が当時利用できなかったと述べていました。また、同時期にAppleのマーケティング担当者は、ボタンが手元にあるためTouch IDの方が便利だと主張していました。
今後の展望
今回の最新情報が、差し迫った製品変更を示唆するものではありません。第2世代のiPhone Airは来年まで登場しないと予想されています。しかし、これはAppleがFace IDハードウェアのパッケージング方法を積極的に再評価していることを示唆しており、今後の動向が注目されます。
元記事: https://www.macrumors.com/2026/01/26/apple-developing-thinner-face-id-iphone-air-2/
