Anduril、新たな採用イベント「AI Grand Prix」を発表
防衛テクノロジー企業Andurilは、ユニークな採用イベントとして、自律型ドローン飛行コンテスト「AI Grand Prix」を創設しました。このイベントは、人間がドローンを操作するのではなく、ドローン自体が自律的に飛行する能力を競うもので、参加者はドローンの性能を最大限に引き出すソフトウェア開発スキルが試されます。
パルマー・ラッキー氏が語るイベントの背景
Andurilの創業者であるパルマー・ラッキー氏は、従来のドローンレースのスポンサーシップを検討する中で、同社の存在意義が「自律性の進歩」にあることを再認識し、このコンテストを発案しました。「人が各ドローンを細かく管理する必要がないほど、自律技術が進歩したことが重要だ」とラッキー氏は語り、プログラマーやエンジニアがいかにドローンを自律的に飛行させられるかを競うレースの必要性を強調しました。
イベントの詳細とパートナーシップ
参加チームはAndurilのドローンではなく、別の防衛テックスタートアップであるNeros Technologies製のドローンを使用します。これは、Andurilのドローンが競技コースに適した小型・高速モデルではないためです。イベント運営には、既存のレースリーグであるDrone Champions LeagueとJobsOhioが協力します。決勝戦は、Andurilの主要製造施設があるオハイオ州で開催される予定です。予選は4月に始まり、決勝は11月に予定されています。
参加資格と国際的な方針
このコンテストは国際的なチームに門戸を開いていますが、ロシアからのチームは参加対象外とされています。ラッキー氏は、ロシアが「ヨーロッパ侵攻に積極的に関与している」ことを理由に挙げ、ワールドカップと同様の対応であると説明しました。中国からのチームは歓迎されますが、もし中国のチームが優勝し、Andurilでの職を希望する場合、中国軍関係者であれば採用されないという法的要件が存在します。すべての求職者に対して、面接と資格審査プロセスが適用されます。
未来への展望:自律型AIレースの拡大
Andurilは、今回のAI Grand Prixが成功すれば、将来的に水中、地上、さらには宇宙船といった他の自律型ビークルにAIレースを拡大する計画を持っています。ラッキー氏は、ドローンレースから始まり、最終的には多様なプラットフォームでのAI競争を目指すと語っています。
