TikTok、米国インフラ復旧作業の進捗を報告
TikTokは、データセンターの停電に見舞われた米国インフラの復旧作業を進めていることを明らかにしました。この停電は、TikTokが米国事業の再編を発表した直後に発生し、米国ユーザーに広範な影響を及ぼしています。
データセンター障害とユーザー体験への影響
先週、TikTokは全国的な利用禁止を回避するため、米国投資家との間で米国の事業体を設立することを発表しました。この移行期において、ユーザーからは検索機能、動画視聴、投稿、コメントの読み込み、For Youアルゴリズムの予期せぬ動作など、様々な問題が報告されています。同社は月曜日に、データセンターの停電がTikTokを含む複数のアプリに影響を与えていると説明しました。
最新の情報として、TikTok USDS Joint VentureのX(旧Twitter)アカウントは、「米国インフラの復旧において、米国のデータセンターパートナーと大きな進展を遂げた」と投稿しています。しかし、「米国ユーザーの体験には、特に新規コンテンツの投稿時に、依然としていくつかの技術的な問題が残る可能性がある」とも付け加えており、完全な復旧にはまだ時間がかかることを示唆しています。
停電の原因と高まるユーザーの懸念
TikTokは停電の原因となったデータセンターパートナーの名前を公表していませんが、過去数日間、米国は広範囲にわたる冬の嵐に見舞われ、約2億2千万人に影響が出たことが報じられています。この嵐が停電の一因である可能性が指摘されています。
しかし、今回の障害発生のタイミングは、米国市民アレックス・プレッティ氏がICE(移民税関執行局)エージェントによって殺害された事件後、市民の騒乱が激化し始めた時期と重なりました。このため、一部のユーザーからは、TikTokの声明の真実性について疑問の声が上がっています。
クリエイターへの影響とデータ安全性に関する声明
以前の投稿で、TikTokは米国ユーザーが「複数のバグ、ロード時間の遅延、またはタイムアウトしたリクエスト(新規コンテンツの投稿時を含む)を経験する可能性がある」と説明しています。特にクリエイターからは、投稿の閲覧数や「いいね」がゼロに見えたり、収益が失われたように見えたりするといった報告が寄せられています。
これに対し、TikTokはこれらの問題がサーバーのタイムアウトによって引き起こされているとし、「実際のデータとエンゲージメントは安全である」と強調し、ユーザーに安心を呼びかけています。
元記事: https://techcrunch.com/2026/01/27/tiktok-says-its-still-working-to-recover-its-u-s-infrastructure/
