Amazon、実店舗「Go」と「Fresh」の大部分を閉鎖へ – Whole Foods Market事業を強化

Amazon実店舗戦略の転換点

Amazonは、同社が運営する物理店舗である「Amazon Go」および「Amazon Fresh」の大部分を閉鎖することを発表しました。この動きは、オンラインショッピングの巨人が実店舗戦略において新たな方向性へと舵を切ることを示しています。一部の「Amazon Fresh」店舗は「Whole Foods Market」の拠点へと転換される予定です。

オンラインとWhole Foodsに注力

実店舗の閉鎖後も、顧客は引き続きオンラインでAmazon Freshを利用可能です。さらにAmazonは、今後1年間でより多くの都市へ食料品と日用品の当日配送オプションを拡大する計画です。

実店舗戦略の軸足は、Whole Foods Market事業へと移されます。Amazonは今後数年間で、100以上の新しいWhole Foods Market店舗と、年内に5つのコンビニエンスストア型「Whole Foods Market Daily Shop」店舗を開設する予定です。

プライベートブランドの強化と幹部の動き

Amazonは、統一されたプライベートブランド「Amazon Grocery」を拡大し、現在1,000を超えるアイテムを提供しており、2026年にはさらに拡大する予定です。このブランドは、顧客に優れた価値を提供することを目指しています。

また、Amazon Fresh Groceryの元チーフマーチャントであるジョン・ファレル氏が同社を去ることも明らかになりました。

今後の実店舗展開は?

Amazonは、これまでのブックストア、4-starストア、ポップアップショップ、スタイルストアに続く今回のGoおよびFresh店舗閉鎖にもかかわらず、「新たな実店舗体験」のテストは継続するとしています。シカゴのAmazon Grocery店舗やペンシルベニア州のWhole Foodsコンセプトストア、さらにはイリノイ州オーランドパーク郊外で承認されたウォルマートのような広大なスーパーセンターの計画などがその例です。これらの動きから、Amazonの実店舗に対する試行錯誤はまだ続いていることがうかがえます。


元記事: https://www.theverge.com/news/868800/amazon-go-and-fresh-stores-closed