AirTag 2、外観はそのままに内部で大幅進化
2026年1月28日、Appleが発表した第2世代AirTagの内部構造が、Joseph Taylor氏による分解動画で明らかになりました。外見上は初代モデルとほとんど見分けがつかないものの、内部には数多くの重要な変更点が施されています。引き続き標準的なCR2032コイン型電池を使用していますが、背面のテキスト表記がすべて大文字になり、IP67の防水防塵性能、NFC、そして「探す」機能のサポートが明記されるなど、細かな更新が見られます。
薄型化された基板と新たな製造プロセス
AirTag 2のメイン基板は、初代モデルと比較して視覚的に薄くなっていることが確認されました。バッテリーコネクタの位置も変更され、製造や診断に関連すると見られる追加のテストパッドが新しく設けられています。バッテリー収納部にはQRコードのような新しいマーキングも発見されており、Appleが製造プロセスを洗練させ、内部構造の効率化を図っていることが伺えます。
改良されたスピーカーアセンブリ:対改ざん性への配慮か?
スピーカーアセンブリにも改良が加えられています。プラスチック製シェルに埋め込まれたスピーカーコイルはわずかに大きくなり、スピーカーマグネットはよりしっかりと固定されています。初代モデルでは比較的容易に取り外せたマグネットが、AirTag 2ではかなりの労力を要するようになっています。Taylor氏は、この接着剤の使用増加が対改ざん性対策の一環である可能性を指摘しています。興味深いことに、スピーカーコイルとマグネットを取り外した後でもデバイスはiPhoneに接続可能で、物理的な改造によってファームウェアレベルでのロックアウトやアラートが発動する仕組みは導入されていないことが示唆されています。
音色の変化と新デザインのパッケージ
AirTag 2をiPhoneとペアリングすると、初代よりも「わずかに高いピッチ」の音が鳴ることが報告されています。Xのユーザーは、チャイムの音色が「F」から「G」に変わったと指摘しています。また、AppleはAirTagのパッケージも刷新しています。新しい箱は全体的に細くなり、前面のアートワークも更新されました。印刷されたテキストはUV印刷によりわずかに浮き上がり、紙製の粘着式プルタブが採用されています。箱の中の梱包材も簡素化され、
- シングルペーパーラッチで蓋が固定される
- AirTagが4つ横一列に配置される
形式に変更されました。初代パッケージでは、AirTagが2つずつ並んだ二つ折りのフォリオに収納されていました。
元記事: https://www.macrumors.com/2026/01/28/airtag-2-full-of-hidden-changes/
