WhatsAppが新たなセキュリティ機能「厳格なアカウント設定」を発表
WhatsAppは、高度なサイバー攻撃の標的となる可能性のあるユーザーを保護するため、「厳格なアカウント設定(Strict account settings)」という新しいオプションのセキュリティ機能を展開しています。この機能は、Appleの「ロックダウンモード」と同様の精神で、主にジャーナリスト、活動家、および公的な知名度を持つ人々を対象としています。
この設定を有効にすると、アカウントの様々なオプションが最も制限の厳しい状態にロックされます。例えば、連絡先に登録されていない送信者からの添付ファイルやメディアは自動的にブロックされ、スパイウェアや悪意のあるファイルの潜在的な侵入経路が減少します。
「厳格なアカウント設定」がもたらす主要な変更点
この機能により、以下のセキュリティ設定が強化されます。
- アカウントセキュリティ:
- 二段階認証が必須となります。
- セキュリティ通知がオンになり、ロックされます。
- バックアップが有効なユーザーには、エンドツーエンド暗号化されたバックアップの使用が強く推奨されます。
- メッセージングとメディア:
- リンクプレビューが無効になります。
- 大量の未知のアカウントからのメッセージのブロックが有効になります。
- プロフィールとプレゼンス:
- 最終ログイン情報とオンライン状況、プロフィール写真、概要、およびプロフィール上のリンクは、連絡先のみ、または事前に確立されたより限定的なリストのユーザーにのみ表示されるようロックされます。
- グループ:
- 既知の連絡先、または事前に選択された特定の人物のみがあなたをグループに追加できるようになります。
設定方法と展開状況
「厳格なアカウント設定」は、「設定」→「プライバシー」→「詳細」からアクセスできます。この機能の展開は今後数週間で段階的に行われるため、表示されるタイミングは地域によって異なる場合があります。なお、この設定はWhatsApp Webからは制御できず、プライマリデバイスからのみアクセス可能です。
コードベースのRustへの移行によるセキュリティ強化
WhatsAppはまた、コードベースの一部をメモリ安全性が高いことで知られるプログラミング言語Rustに移行したことを明らかにしました。この変更により、写真、ビデオ、メッセージがスパイウェアから保護されるとWhatsAppは説明しています。詳細な技術情報は、Metaのエンジニアリングブログで確認できます。
元記事: https://www.macrumors.com/2026/01/28/whatsapp-launches-strict-account-settings/
