コルセア Galleon 100 SD:Stream Deck統合型ゲーミングキーボードが登場
ゲーミング周辺機器のトップブランドであるコルセアから、画期的な新製品「Corsair Galleon 100 SD」が登場しました。このフルサイズメカニカルキーボードは、エルガトの人気デバイスStream Deckを側面に統合しており、タイピング中に主要なコマンドや機能に素早くアクセスできる「グッドアイデアの怪物」として注目を集めています。 Stream Deckの広範なエコシステムとキーボードの快適な操作性が融合したことで、パワーユーザーにとって新たな可能性が広がります。
柔軟なカスタマイズが可能なStream Deck機能
Galleon 100 SDの最大の魅力は、そのStream Deck統合機能にあります。12個のカスタマイズ可能なボタン、非タッチスクリーン、そして2つのロータリーダイヤルを搭載。
- エルガト史上最高の解像度を誇る5インチ720×1280 IPSディスプレイを採用。
- Stream Deckアプリを通じて、ドラッグ&ドロップでコマンドやプラグインを簡単に設定可能。
- Philips Hue、Apple Mail、Slack、Zoom、Photoshop、YouTube、Spotifyなど、主要サービス向け公式プラグインが多数提供。
- コミュニティ開発のプラグインも豊富で、例えば「Helldivers 2」のストラタジェムをワンボタンで実行するといったゲーム内マクロも可能。
スマートライトの操作からメディア再生、アプリの起動、さらには複雑なゲームコマンドまで、手元を離れることなく様々なタスクを効率的にこなせます。
高品質なキーボードとしての性能
Stream Deck機能に加えて、キーボード本体も高い品質を誇ります。洗練された控えめなデザインで、個別のキーごとにカスタマイズ可能なRGB LEDバックライトを搭載。これはコルセアのWeb Hubアプリで設定できます。
- アルミニウム製のハウジングと、マグネットで着脱可能な大型リストパッドが付属。
- PCとは1本のUSB-C to Aケーブルで接続。もう1本付属するUSB-C to Aケーブルを使えば、データ転送や充電用のパススルーポートとしても機能します。
- ガスケットマウントと複数のダンピング層を採用し、打鍵音は心地よい「thock」サウンド。打鍵感は弾力がありつつも安定しています。
- MLX Pulseスイッチは素早いアクチュエーションが特徴で、3ピンまたは5ピンのスイッチであればホットスワップに対応。ユーザーは好みに合わせてスイッチを交換できます。
製品開発の背景と価格設定
Galleon 100 SDは、コルセアが2018年にElgatoを買収し、Stream Deckのスクリーンを製造するiDisplayに過半数株式を取得した結果生まれた製品です。iDisplayはかつて、Art Lebedevの革新的なOptimus Maximusキーボード向けにOLEDスクリーンを供給していました。
本製品の価格は350ドル。個別にStream Deck Mini(約60ドル)と高品質なキーボードを購入するよりも高価になる可能性があります。しかし、一体型デザインによる美観と利便性は特筆すべき点です。
- 良い点:
- 一体型デザインとシングルケーブル接続でデスク周りがすっきり。
- 高品質なキーボードと最高のStream Deckが一つに。
- 悪い点:
- 個別に購入するよりも高価。
- キーボードとStream Deckで異なるソフトウェアを使用。
- モジュール化されていない点が惜しまれる(左利きユーザーへの配慮など)。コルセアは、開発開始時期の関係でモジュール化を見送ったと説明しています。
総評:Stream Deckユーザーのための究極の統合デバイス
Stream Deckのエコシステムは成熟しており、ストリーマーだけでなく、あらゆる種類のクリエイターやパワーユーザーに恩恵をもたらします。Galleon 100 SDは、すでにキーボードやStream Deckに満足しているユーザーにとって必須のアップグレードではないかもしれませんが、どちらか一方、あるいは両方が必要な新規ユーザーにとっては、その一体型デザインと豊富な機能は非常に魅力的な選択肢となるでしょう。まさに「クールなガジェット」であり、その便利さは価格に見合う価値を提供します。
元記事: https://www.theverge.com/tech/869542/corsair-galleon-stream-deck-gaming-keyboard-review
