イーロン・マスク氏率いるSpaceXとxAI、合併交渉の可能性が浮上
イーロン・マスク氏が率いる宇宙開発企業SpaceXとAI企業xAIが、合併交渉を進めているとの報道が浮上しました。これは、今年予定されているSpaceXの新規株式公開(IPO)を前にした動きと見られています。もし合併が実現すれば、Grokチャットボット、Xプラットフォーム、Starlink衛星、そしてSpaceXのロケット事業が全て一つの企業体の傘下に統合されることになります。
現時点では、両社の代表者からこの合併の可能性について公式なコメントは発表されていません。しかし、最近の法人登記情報によると、1月21日にネバダ州で「K2 Merger Sub Inc.」と「K2 Merger Sub 2 LLC」という二つの新会社が設立されており、これが合併に向けた準備ではないかとの憶測を呼んでいます。
合併の背景にあるマスク氏の戦略と思惑
この合併は、xAIがそのデータセンターを宇宙に展開するという、マスク氏が以前から表明してきた構想を実現する道を開く可能性があります。また、この動きは、マスク氏が近年進めている自身の事業会社の統合戦略とも一致しています。昨年、SpaceXはxAIに20億ドルを投資しており、さらに今週初めには、マスク氏が率いるテスラもxAIに20億ドルを投資したことが明らかになりました。
このような大規模な投資は、xAIの技術開発と事業拡大を強力に後押しするものであり、将来的にはマスク氏が描く壮大なビジョン、例えばAIと宇宙技術の融合といった分野での進展を期待させます。
関連企業の評価額とSpaceXのIPO計画
昨年、xAIはX(旧Twitter)を買収し、その際の評価額はxAIが800億ドル、Xが330億ドルとされていました。また、2002年に設立されたSpaceXは、最近のセカンダリーセールでその企業価値が8000億ドルと評価され、米国で最も価値のある非公開企業となっています。
フィナンシャル・タイムズの報道によると、マスク氏はSpaceXを今年6月に上場させたい意向を示しているとのことです。しかし、過去の例を見ても、マスク氏の壮大な計画はしばしばスケジュール通りには進まないことが指摘されており、今後の動向が注目されます。
元記事: https://techcrunch.com/2026/01/29/elon-musk-spacex-xai-merger-talks-ipo-reuters/
