EFF、「Encrypt It Already」キャンペーンで暗号化強化を要求
非営利団体であるElectronic Frontier Foundation (EFF) は、「Encrypt It Already」キャンペーンを開始し、Apple、Google、Metaなどの主要テクノロジー企業に対し、各プラットフォームでのエンドツーエンド暗号化 (E2EE) の実装または拡張を求めました。
Appleの現状とEFFからの詳細な要求
AppleのiCloudは、すでに10数種類のデータカテゴリでE2EEをデフォルトで提供しており、さらに「Advanced Data Protection」オプションを利用することで、iCloudバックアップ、メモ、写真、ボイスメモなどにもE2EEが拡大されています。しかし、EFFはAppleにさらなる対応を求めています。
- RCSメッセージのE2EE対応: EFFは、AppleとGoogleが約束したRCSメッセージのエンドツーエンド暗号化実装を求めました。Appleは将来のiOS、iPadOS、macOS、watchOSアップデートでこれに対応する計画を発表しており、iOS 26.3ベータ版ではその準備が進められているようです。なお、iMessageは2011年からE2EEをデフォルトでサポートしています。
- AIパーミッション: EFFは、AppleとGoogleに対し、ユーザーがアプリごとにAIパーミッションを設定できる機能を提供するべきだと主張しています。これにより、Apple IntelligenceやGoogle GeminiといったAI機能の利用を個々のアプリでオフにできるようになります。
- 透明性とベストプラクティス: EFFは、E2EEの実装について、企業がブログ記事、技術文書、ユーザー向けドキュメントを公開し、データ最小化のベストプラクティスを遵守することも推奨しています。
2026年1月、Appleからの最新情報
EFFからの要求が発表されたのと同時期に、Appleは2026年1月に複数の新製品を発表しました。
- 第2世代AirTag: 長距離追跡機能とより大きなスピーカーを搭載した新モデル。
- Black Unity Connection Braided Solo Loop: Apple Watch向けの新しいバンド。
- iOSアップデート: 2013年発売のiPhone 5sを含む旧型デバイス向けにiOS 12のアップデート(iOS 12.5.8)が提供されました。これにより、iPhone 5sは13年間、iPhone 6は12年間サポートされていることになります。
- Apple Creator Studio: 1月28日に提供開始された、Final Cut Pro、Logic Proなどを含むクリエイター向けサブスクリプションサービスです。
- 2026年の製品計画: Appleは今年、年間20以上の製品発表を予定しており、スマートホームハブや、Siriのパーソナライズ版に関連する新製品が噂されています。
ユーザーへの呼びかけ
EFFは、追加のE2EEサポートの重要性をAppleに伝えるため、ユーザーがAppleのフィードバックフォームを利用することを推奨しています。
元記事: https://www.macrumors.com/2026/01/29/apple-eff-encrypt-it-already-campaign/
