マイクロソフト、自社製AIチップ「Maia 200」を投入も、Nvidia、AMDとの協力は継続

マイクロソフト、自社製AIチップ「Maia 200」を発表

マイクロソフトは、自社開発した初のAIチップ「Maia 200」をデータセンターに導入しました。このチップは「AI推論の強力な担い手」と称され、AIモデルを本番環境で実行するために最適化されています。同社によると、Maia 200はAmazonの最新TrainiumチップやGoogleの最新Tensor Processing Units(TPU)を上回る処理速度を誇ると報告されています。

自社開発の背景とNadella CEOの戦略

自社製AIチップの開発は、Nvidiaのような企業から最先端のAIチップを入手する際の困難さと高コストに直面していることが背景にあります。AIチップの供給不足は解消の兆しを見せていません。しかし、Satya Nadella CEOは、マイクロソフトが今後も他社製のチップを購入し続けることを強調しました。Nadella氏は、「Nvidia、AMDとは素晴らしいパートナーシップを築いています。彼らもイノベーションを起こしており、我々もイノベーションを起こしています」と述べ、「垂直統合できるからといって、垂直統合のみを行うわけではない」と付け加え、内部での革新と外部パートナーシップの両方を重視する戦略を示しました。

Maia 200の用途と今後の展望

Maia 200は当初、元Google DeepMind共同創設者であるMustafa Suleymanが率いるマイクロソフトの「スーパーインテリジェンスチーム」によって、最先端AIモデルの開発に利用されます。これは、マイクロソフトが将来的にOpenAIやAnthropicといった外部モデルプロバイダーへの依存度を低減させる意図を示唆しています。また、このチップはMicrosoft Azureクラウドプラットフォーム上で動作するOpenAIのモデルもサポートする予定です。Suleyman氏はXで「最先端AIモデルを開発する際に、我々のスーパーインテリジェンスチームがMaia 200を最初に利用することになるでしょう」と期待を表明しました。


元記事: https://techcrunch.com/2026/01/29/microsoft-wont-stop-buying-ai-chips-from-nvidia-amd-even-after-launching-its-own-nadella-says/