予測市場を提供するKalshiは、今週も苦難続きです。アリゾナ州では検察総長が20件の刑事告訴を提起し、違法なギャンブル事業を運営していると非難しています。そして今、ネバダ州の裁判所が、州の規制当局による訴訟の一環として、Kalshiのサービスを一時的に停止するよう命じました。
ネバダ州の規制当局による法的措置
ネバダ州は2月に、Kalshiを州内で営業することを阻止するための訴訟を提起しました。規制当局は、Kalshiが適切なギャンブルライセンスを取得しておらず、21歳未満のユーザーにサービスを提供していることが州法に違反していると主張しています。今月上旬、州はKalshiに対して一時的な差し止め命令を要請しました。
裁判所は、Kalshiがネバダ州のゲーミングコントロール法に基づきライセンスを取得しておらず、取引から手数料を徴収していることから、「パーセンテージゲーム」(州がギャンブルと定義する)を運営していると判断しました。
Kalshi側の主張と今後の展開
Kalshiは、商品先物取引委員会(CFTC)への登録に基づき、連邦政府の規制対象であり、州法からの免除を受けるべきだと主張しています。しかし、裁判所は、連邦法が州法を優先するかどうかの問題は未解決であると指摘し、その傾向に沿って判断していないことを示唆しました。
Kalshiは今回の件についてコメントを拒否しました。この決定は、Wiredによって最初に報道されました。
類似の事例と規制の行方
ネバダ州での訴訟は、KalshiやPolymarketのようなサイトが州のギャンブル法を回避している違法な事業であると主張する、全国各地で増加している州の訴訟の一つです。ネバダ州は、過去にCoinbaseやPolymarketなどの競合他社に対して営業停止命令を勝ち取っています。
一方、連邦政府は予測市場業界の保護者としての立場を表明しています。アリゾナ州がKalshiに対して刑事告訴を提起したことを受け、CFTCの議長であるMike Seligは、オンラインで「これは管轄権に関する紛争であり、刑事訴訟としては全く不適切です。CFTCはこれを注視し、選択肢を評価しています」と声明を発表しました。
州当局の敵対的な姿勢とCFTCの寛容さは、予測市場とその将来をめぐる州と連邦政府間の規制闘争が不可避であることをほぼ保証しています。
- キーポイント:Kalshiはネバダ州で一時的に営業停止
- 法的紛争:アリゾナ州での刑事告訴とネバダ州での訴訟
- 規制の対立:州政府とCFTCの立場が対立
元記事: https://techcrunch.com/2026/03/20/amidst-legal-turmoil-kalshi-is-temporarily-banned-in-nevada/
