ペンタゴンがAnthropicとの関係は「ほぼ合意」と伝えたとされる文書が公開 – Trump氏の声明との矛盾

Anthropic、ペンタゴンとの対立に関する新たな証拠を提出

AI企業Anthropicは、カリフォルニア連邦地方裁判所に、国防総省の主張である「AI企業が国家安全保障上の許容できないリスクをもたらす」という認識に異議を唱え、政府側の主張は技術的な誤解に基づいていると主張する宣誓供述書を提出しました。

Trump氏の声明と国防総省の動きの矛盾

この訴訟は、トランプ大統領と国防長官のPete Hegseth氏が、AnthropicのAI技術への無制限の軍事利用を拒否したことを受け、両者が関係を断絶したことに端を発します。

重要なポイントは、March 4日に国防総省のUnder Secretary Michael氏が、AnthropicのCEO Dario Amodei氏にメールを送り、自律兵器やアメリカ国民の大量監視に関するAnthropicの立場について、両者間で「非常に近い」合意に達したと伝えたことです。 これは、その後、Michael氏が公にAnthropicとの交渉は存在しないと発言したことと矛盾しています。

Anthropic側の主張

  • 軍事的な承認権を求めていない:Anthropicの政策責任者Sarah Heck氏は、政府側の主張であるAnthropicが軍事作戦に対する承認権を求めたという主張は事実無根であると強く否定しました。
  • 技術的な操作権限がない:Anthropicの公的部門責任者Thiyagu Ramasamy氏は、Anthropicが軍事作戦を妨害したり、技術の動作を改変したりする技術的に可能なことはないと主張しています。
  • セキュリティクリアランスの取得:Anthropicの従業員は、機密情報へのアクセスに必要なセキュリティクリアランスの審査を受けており、Anthropicは機密環境でAIモデルを構築した唯一のAI企業であるとRamasamy氏は述べています。

政府側の主張との対立

政府側は、AnthropicのAI技術への無制限の軍事利用を拒否したことは、ビジネス上の決定であり、表現の自由には該当せず、国家安全保障上の措置であると主張しています。

今後の展開

この訴訟は、AI技術の軍事利用に関する議論を活発化させ、Anthropicと国防総省の関係の真相を明らかにする可能性があります。3月24日に予定されている裁判での議論が注目されます。


元記事: https://techcrunch.com/2026/03/20/new-court-filing-reveals-pentagon-told-anthropic-the-two-sides-were-nearly-aligned-a-week-after-trump-declared-the-relationship-kaput/