Sarah Smithersのデスクを覗く:The Vergeエディトリアルコーディネーターのパーソナルとプロフェッショナルが交錯するワークスペース

The Vergeのサラ・スミザーズが語る、個性と機能性の融合ワークスペース

The Vergeのシニアエディトリアルコーディネーターであるサラ・スミザーズ氏が、彼女のユニークなワークスペースを公開しました。多様な業務をこなす彼女のデスクは、個人的な思い出と仕事の効率性を両立させるための工夫に満ちています。

彼女の職務は多岐にわたり、新入社員のオンボーディング、フリーランスとの契約管理、経費精算、出張手配、備品購入、予算追跡など、日々の業務は常に変化に富んでいます。

自宅オフィス環境の変遷とカスタムデスク

ジャージーシティのロウハウスにある約8畳の小さな部屋は、パンデミックを機に「読書室」から本格的なオフィスへと変貌を遂げました。夫と共にリモートワークが主軸となったことで、この空間を最大限に活用する決断がなされました。

特に目を引くのは、夫と協力して製作したオーダーメイドのデスクです。既存の作り付け本棚に合わせて設計されたこのデスクは、限られたスペースの中で最大の作業面積を確保しつつ、部屋のドアの開閉も考慮された機能的なデザインです。

スミザーズ氏のテック環境:Appleと多様な選択

「The Vergeで最もテクノロジーに疎い人間の一人」と自称するスミザーズ氏ですが、彼女のデスクには厳選されたデバイスが並びます。

  • メインデバイスはVox Media提供の13インチMacBook Pro(2020年製)。セカンドスクリーンがないことにも慣れており、場所を選ばずに作業できる柔軟性を重視しています。
  • プライベートではiPhone 15と、健康管理を促すApple Watch Series 10を使用。
  • iPad Air(第3世代)は、主にKindleのように読書に利用するほか、バスルームでNetflixを視聴するなど多目的に活用。
  • ヘッドホンはAppleエコシステムを離れ、Samsung Galaxy Buds2を選択。パープル色と快適な装着感を気に入っています。
  • 仕事柄、大量のクレジットカード承認フォームを処理するため、Aurora AS420Cシュレッダーを導入。不要な購入と認めつつも、その使用を楽しんでいます。
  • デジタルデバイスが溢れる中でも、予算計算のために昔ながらの電卓を手元に置くことを好んでいます。

個性を彩るオブジェとペットたち

デスク周りには、彼女の個性を反映するアイテムが多数配置されています。

  • 写真コレクション:家族の写真のほか、スリフトショップで見つけた見知らぬ女性「グラディス」(「今月の社員」の札付き)や結婚式のカップルの写真を大切に飾っています。
  • 植物と手作りの鉢:62鉢もの植物を自宅で育て、オフィスには11鉢。自身も陶芸愛好家で、手作りの鉢が増えすぎて植物を増やす羽目になったと語っています。サボテンのためにはLED育成ライトも活用。
  • ティファニー風ランプ:Amazonで購入した、ステンドグラスが美しいランプは、友人から影響を受けたお気に入り。
  • スプーンコレクション:旅行の記念品として両親から始まったコレクションは、一つ一つに思い出が詰まっています。
  • 空飛ぶ目玉「イカロス」:アーティストSammy Janeが手掛けるファンタジー生物「オプトポッド」。倫理的な剥製で作られており、彼女のお気に入り。

そして、彼女のワークスペースを彩る最も大切な存在が、2匹の愛犬です。白い犬のネッド・フランダース(約10歳)は、元カイロのストリート犬で、今では「アメリカで最も甘やかされた犬」と称されるほど溺愛されています。黒い犬のオリーブ・ローフ(8歳)は、賢く、散歩という言葉を聞くと大興奮する元気な子で、スミザーズ氏の日々の運動をサポートしています。彼女曰く、「椅子はいつか買い替えるかもしれないが、犬たちはもちろんずっと一緒」とのことです。


元記事: https://www.theverge.com/gadgets/826412/desk-apple-dog-plants