オールブラックのVision Pro試作機部品が明らかに
プロトタイプコレクター兼リーカーのKosutami氏が、未発表の**オールブラックApple Visionヘッドセット**用にデザインされたと思われる部品の新たな画像を公開しました。この画像には、Vision Proの左側電源ストラップとオーディオポッドが含まれており、既存のハードウェアと同一ながら、製造モデルには見られないダークな仕上げが施されています。
「Vision Air」の噂と軽量化の可能性
Kosutami氏は以前、Appleが社内で「Vision Air」と呼ばれる、より薄く軽い複合現実ヘッドセットをテストしていると主張していました。このモデルは**ミッドナイトカラー**の外装と、いくつかの構造部品およびバッテリーエンクロージャを**チタン製**に切り替えることで軽量化を実現するとされています。外装はアルミニウムを維持しつつ、Vision Proの現在のシルバーとホワイトではなく、深い青みがかった黒の仕上げが採用されるとのことです。また、Kosutami氏は今年初め、次世代Visionヘッドセット向けとされる新しいLightningスタイルのコネクタ(既存の12ピンに対し8ピン)の画像も共有しており、Appleが将来のヘッドセット向けに外部バッテリーシステムを再設計する可能性を示唆していました。
AppleのMR戦略転換:AIスマートグラスへ注力か
Appleは当初、低価格モデル「Vision Air」と再設計された第2世代Vision Proのリリースが広く期待されていました。しかし、Bloombergの報道によると、Appleは10月に**AI搭載スマートグラスの開発を加速させるため、すべてのVisionヘッドセットの開発を一時停止した**とされています。
Appleの動向に関するその他の主要ニュース
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iOS 26.2のリリース: AppleはiOS 26.2のリリース候補版を開発者およびパブリックベータテスター向けに提供しており、12月8日から12月16日の間に一般公開される見込みです。
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AppleのIntelチップ回帰の噂: Intelが今後数年で一部のMacおよびiPad向けチップを供給し始めると予想されていますが、最新の噂では、このパートナーシップが**iPhoneにも拡大**し、2028年から一部の非Pro iPhoneモデル向けにIntelがチップを供給する可能性があると報じられています。
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ソフトウェアデザイン責任者の退社: Appleのソフトウェアデザイン責任者Alan Dye氏が退社し、Mark Zuckerberg氏率いるMetaのAR/VR部門Reality Labsの新しいクリエイティブスタジオを率いることが確認されました。
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Jony Ive氏とOpenAIの「io」名称問題: 米国の控訴裁判所は、Jony Ive氏とOpenAIの新しいハードウェアベンチャーが「io」という名称をAIオーディオスタートアップiyOの製品と類似しているとして使用することを禁じる一時的差し止め命令を支持しました。
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iPhone Airの再販価値下落: データによると、iPhone Airは過去数年間で最も急激な早期再販価値下落を記録しており、発売から10週間以内に最大50%の価値を失った構成もあると報告されています。
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iPhone 17 Proのカメラ機能変更: iPhone 17 Proモデルでは、カメラアプリでポートレートモードが選択されている場合にナイトモードでの写真撮影ができないことが判明しました。これは2020年のiPhone 12 Pro以降、AppleのProデバイスで利用可能だった機能です。
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iOS 26へのアップグレード推奨: Appleは、まだiOS 18を使用しているiPhoneユーザーに対し、iOS 26へのアップグレードオプションをより目立たせることで、**アップグレードを積極的に促しています**。
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iPhone Foldの登場予測: 複数の噂や信頼できる情報源によると、Appleは来年にも**折りたたみ式iPhone**を発売すると予想されており、2026年が最初の折りたたみ式デバイスの年になる可能性が高まっています。
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iPhone 18 Proの将来予測: AppleのiPhone開発ロードマップは数年先まで及んでおり、iPhone 18 ProおよびiPhone 18 Pro Maxについても、すでに多くの予測が浮上しています。
元記事: https://www.macrumors.com/2025/12/07/more-black-vision-pro-parts-surface-online/
