Apple Fitness+が28の新地域へ拡大:デジタル音声吹き替えとK-Popも登場

Apple Fitness+、過去最大規模の国際展開を発表

Appleは本日、フィットネスサービス「Fitness+」が12月15日より28の新しい市場に拡大することを発表しました。これはサービス開始以来、最大の国際展開となります。これにより、Fitness+は合計49カ国で利用可能になります。特に、日本でのサービス開始は来年初頭が予定されており、日本のユーザーからの期待が高まっています。

画期的なデジタル音声吹き替え機能の導入

今回の拡大に伴い、Fitness+には画期的なデジタル音声吹き替え機能が導入されます。当初はスペイン語とドイツ語が提供され、日本でのサービス開始時には日本語も追加されます。

  • 新しい吹き替えシステムは、28人のFitness+トレーナーそれぞれの実際の声をモデルにした生成音声を使用します。
  • ユーザーはセッション開始後にオーディオトラックを切り替えたり、Fitnessアプリで優先言語を設定したりできます。
  • これまでの字幕対応から、より没入感のある音声吹き替えへと進化することで、非英語圏のユーザーにとってエクスペリエンスが大幅に向上するでしょう。

K-Popジャンル追加と日本人F1ドライバーのエピソード

コンテンツ面でも強化が図られます。新たな音楽ジャンルとしてK-Popが追加され、既存のアップビート・アンセム、最新ヒット、ヒップホップ/R&B、ラテン・グルーヴなどと並び、幅広いワークアウトタイプで利用できるようになります。また、人気コンテンツ「Time to Walk」の最新エピソードには、日本人F1ドライバーの角田裕毅選手が登場し、本日より利用可能です。

新たな展開地域と今後の展望

今回Fitness+が新たに提供される地域には、チリ、香港、インド、オランダ、シンガポール、台湾などが含まれます。すでにオーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、イギリス、アメリカなどで提供されているFitness+は、この拡大によりグローバルでの存在感をさらに強固なものにします。今回の多言語対応とコンテンツ拡充は、Appleが世界中のユーザーに高品質なフィットネス体験を提供しようとする強い意志を示しており、今後のサービスの進化にも注目が集まります。


元記事: https://www.macrumors.com/2025/12/08/apple-fitness-coming-to-28-new-regions/