SlackbotがAIエージェントとして生まれ変わる
Salesforceが提供する企業向けメッセージングプラットフォームSlackの自動アシスタント「Slackbot」が、AIエージェントとして新たな時代に突入しました。SalesforceのCTOであるパーカー・ハリス氏は、この新バージョンがOpenAIのChatGPTのように広範な影響力を持つことを期待しています。現地時間2026年1月13日火曜日にロールアウトされたこのAIエージェント版Slackbotは、Business+およびEnterprise+の顧客向けに一般提供が開始されています。
新機能とエンタープライズ連携
新しいSlackbotは、単なる自動アシスタントの域を超え、さまざまなタスクをSlackプラットフォーム内で実行できます。主な機能は以下の通りです。
- 情報検索
- メールのドラフト作成
- 会議のスケジュール設定
さらに、ユーザーが許可すれば、Microsoft TeamsやGoogle Driveといった他のエンタープライズ製品とも接続し、情報を検索・やり取りすることが可能です。これにより、ユーザーはSlackを離れることなく、複数の異なる一般的なエンタープライズアプリケーションを横断して作業できるようになります。
SalesforceのAI戦略と開発背景
Salesforceは、市場シェアを維持し拡大するために、AI製品の開発に多大なリソースを投入しています。今回のリニューアルされたSlackbotも、同社のAI重視の製品戦略の一環です。ハリスCTOは、次世代Slackbotが以前のバージョンとは「完全に異なる」ものであり、その名前は広く知られているため変更しなかったと述べています。彼はこれを「従業員エージェントであるスーパーエージェント」と称し、生成AIを搭載した高度に洗練されたエージェント体験を提供することを目指していると強調しました。
Salesforceは、新製品をリリースする前に数ヶ月間社内でテストを行っており、Slackbotは最も採用された社内ツールであるとハリス氏は語っています。この社内での高い採用率は、「製品と市場の適合性」を示唆する良い兆候であるとしています。
将来の展望
ハリスCTOは、AIエージェントとしてのSlackbotの進化はまだ始まったばかりだと述べています。将来的には、Slackbotが単なるテキストベースのエージェントからさらに発展し、音声機能の追加や、ユーザーとともにインターネットをブラウジングする能力を持つことを目指しています。彼は、Slackbotへの投資がSlackだけでなく、会社全体にとって計り知れないほど良い結果をもたらすと確信しています。
元記事: https://techcrunch.com/2026/01/13/slackbot-is-an-ai-agent-now/
