OpenAI Codex macOSアプリの登場
OpenAIは本日、大規模言語モデルベースのコーディングツール「Codex」のmacOSデスクトップアプリをリリースしました。これまでCodexは、Web上のコマンドラインインターフェース(CLI)や、統合開発環境(IDE)の拡張機能として提供されていました。
今回のデスクトップアプリの提供により、OpenAIは既にmacOS版を提供しているAnthropicの人気ツール「Claude Code」に追いつく形となります。
デスクトップアプリのメリットと機能
デスクトップアプリが既存のインターフェースと比較してどれだけ有用かは、ユーザーとその使用目的によって異なります。
Codex macOSアプリは、複数のコーディングエージェントを並行して、時には数時間にわたる並列タスクとして管理しやすくすることを目的としています。OpenAIは、このような用途においてはCLIやIDE拡張機能が最適なインターフェースではないと主張しています。
エージェントはプロジェクトごとにグループ化されるため、ユーザーは複数のプロジェクトに同時に取り組むことが可能です。また、他の類似ツールと同様に、Codexエージェントは競合回避のためにワークツリーをサポートしています。
命令やリソースを含むフォルダ形式の拡張機能である「スキル」もサポートされており、アプリではユーザーが設定したスケジュールで命令を実行する「オートメーション」を「スキル」と連携して設定することができます。
Anthropicへの追撃と利用制限の緩和
筆者の使用経験によると、OpenAIは製品面でAnthropicに数ヶ月遅れをとっているものの、Codex自体は有能なツールであるようです。
この差を埋めるため、OpenAIは以前も用いた戦略、すなわち同等の費用でより高い利用制限を提供する方法を採用しています。OpenAIは、本日よりPlus、Pro、Business、Enterprise、およびEduの各プランでCodexのレート制限が2倍に引き上げられると発表しました。
さらに、ChatGPT FreeおよびGoのサブスクライバーにも「期間限定で」Codexが提供されますが、これらのプランにおけるレート制限の詳細は現時点では不明です。
