Apple TV、ブランド名を刷新し新たなサウンドを発表

Apple TV Plusが「Apple TV」へと名称を変更することに伴い、新しいイントロサウンドと映像が導入されました。この変更は、Appleのストリーミングサービスにおけるブランド戦略の一環です。

新しいサウンドは、グラミー賞受賞アーティストであるビリー・アイリッシュの兄であり、プロデューサーとしても知られるフィニアス（Finneas）によって作曲されました。フィニアスは、このサウンドを「記憶を助けるもの（mnemonic）」と表現し、ユーザーが頻繁に耳にするものであるため、心地よさが極めて重要であると強調しています。

用途に応じた3つのサウンドバージョン

フィニアスによると、この新しいイントロサウンドには、コンテンツの視聴環境に応じて3つの異なるバージョンが存在します。

• メインバージョン（5秒）：テレビ番組のエピソード開始時に流れる標準的なバージョンです。
• ショートバージョン（1秒）：映画の予告編などで、制作会社を簡潔に示す「スティンガー」として使用されます。
• ロングバージョン（約12秒）：Apple Studiosのオリジナル映画が映画館で上映される際に使用される、より長い形式です。

このイントロには、以前から導入が始まっていた新しいマルチカラーのApple TVロゴのアニメーションも含まれており、視覚と聴覚の両面からブランド体験を強化する狙いがあります。

元記事: https://www.theverge.com/news/812644/apple-tv-sound-video-mnemonic-finneas-rebrand-name-plus