新興SNS「UpScrolled」がユーザー数250万を突破、TikTokの所有権変更が追い風に

UpScrolled、ユーザー数250万を突破

新興ソーシャルネットワークUpScrolledが、グローバルユーザー数250万人を突破したと、創設者イッサム・ヒジャジ氏がWeb Summit Qatarで発表しました。2026年1月のTikTokの米国における所有権変更後、同プラットフォームは特に注目を集めています。

急成長の背景とプラットフォームの理念

UpScrolledはわずか6ヶ月前にローンチされ、1月初旬までには15万人ほどのユーザー数でしたが、その後急速に成長。発表時にはすでに100万人を突破しており、ヒジャジ氏は「本日より、我々はグローバルで250万人以上のユーザーを超えました」と述べました。

このプラットフォームは、InstagramとX(旧Twitter)の要素を組み合わせたものと説明されており、「すべての声を受け入れる」ことを標榜しています。あらゆる種類のコンテンツを許可し、シャドウバンや検閲を行わないことを主張しています。ヒジャジ氏はスピーチの中で、大手テクノロジー企業がユーザーデータを営利目的で販売し、ユーザーの精神衛生を顧みず、またプロパレスチナコンテンツを抑制していると批判しました。

課題と今後の展望

一方で、一部のユーザーからは、UpScrolledがポルノやヌードコンテンツを多くホストしているとの苦情も上がっています。ヒジャジ氏は、特定の意見を助長したり抑制したりするアルゴリズムには依存しないとしつつも、各地域の法律を遵守するためのコミュニティガイドラインを設ける方針を表明しました。現在、専門家チームを結成し、ユーザーからのフィードバックを取り入れながらガイドラインを強化しているとのことです。

同社は公には資金調達を発表していませんが、ヒジャジ氏は投資家からの関心が高まっていることを明かしました。TikTokの所有権変更は、UpScrolledの他にもAT ProtocolベースのSkylight(ユーザー数38万人)など、他のソーシャルネットワークにも短期的な恩恵をもたらしています。しかし、これらの新興プラットフォームは、ユーザーを維持するために魅力的な機能とコミュニティを構築し、またユーザーベースにとって必ずしも人気とはならないコンテンツモデレーションポリシーを策定するという課題に直面しています。


元記事: https://techcrunch.com/2026/02/02/upscrolleds-founder-says-the-social-network-has-zoomed-past-2-5m-users/