次期iPad Pro、2つの主要機能が判明も1つの噂は不確実

次期iPad Proの主要機能が明らかに

次期11インチおよび13インチのiPad Proモデルには、AppleのM5チップと、最低12GBのRAMという2つの主要なアップグレードが搭載されると噂されています。

この情報は、昨年M4チップ搭載の14インチMacBook Proが発表前にリークされた実績を持つロシアのYouTubeチャンネル「Wylsacom」と「Romancev768」が公開した、次世代13インチiPad Proの開封動画から明らかになりました。これらのリークは、その信憑性が高いと見られています。

M5チップとRAMの強化

開封動画で示されたGeekbench 6のベンチマーク結果によると、M5チップは現在のM4チップと比較して、マルチコアCPU性能で最大12%グラフィックス性能で最大36%の高速化を実現しています。

RAMに関しては、256GBストレージモデルのiPad Proには、iPhone Air、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Maxと同様に、12GBのRAMが搭載されるとのことです。現行のM4チップ搭載iPad Proでは、256GBまたは512GBストレージモデルが8GBのRAM、1TBまたは2TBストレージモデルが16GBのRAMを搭載しています。

デザインとカメラに関する噂

昨年、OLEDディスプレイや薄型デザイン(13インチモデルで5.1mm)といった大きな変更があったため、今年は主要なデザイン変更は予想されていません。しかし、開封動画では、次期モデルの背面から「iPad Pro」の刻印がなくなることが示唆されています。

M5チップと最低12GBのRAMに加えて、もう一つの噂である「2つのフロントカメラ」については不確実性が増しています。以前は、ポートレートとランドスケープの両方向での使用を目的とした2つのフロントカメラが搭載されると噂されていましたが、開封動画では2つ目のフロントカメラの証拠は見当たらず、上部ベゼルには環境光センサーのみが確認できます。

BloombergのMark Gurman氏は、自身のニュースレター「Power On」で「Apple社内ではM5 iPad Proに2つ目のレンズがあることを確信している」と述べており、Appleが最終段階で機能を削除する可能性も指摘しつつも、今回のケースは異例であるとコメントしています。

今後の展望

Appleは、次期iPad Proモデルを今月中に発表する可能性が高いとされています。


元記事: https://www.macrumors.com/2025/10/05/next-ipad-pro-two-key-upgrades/