概要
米食品医薬品局(FDA)は、生(殺菌されていない)牛乳から作られたチェダーチーズが、Shiga毒素産生型大腸菌(STEC)による多州アウトブレイクに関連していると発表しました。しかし、チーズの製造元であるRaw Farmは、規制当局の調査結果を否定し、自主回収を拒否しています。
発表内容
FDAは、7件の症例がカリフォルニア州(5件)、フロリダ州(1件)、テキサス州(1件)で確認され、そのうち2件が入院が必要な症例であると報告しました。また、7件の症例のうち4件は3歳以下の子供で、重症化のリスクが高いとされています。
調査結果
遺伝子検査により、各症例のE. coliは非常に類似していることが判明し、おそらく共通の源から発生した可能性が高いとされています。
健康当局が完全に調査可能な3件の症例について、全員がRaw Farmの生チェダーチーズを食べたと報告しています。
対応と反応
これらのデータがRaw Farmのチーズが共通の源であることを示唆しているため、州のパートナーはチーズのサンプルを採取して検査を行っていますが、結果はまだ出ていません。
その間、FDAはRaw Farmに対して、自主的に生チーズ製品を市場から撤退することを推奨しましたが、同社は「拒否」したと発表しています。
同社は、公式のソーシャルメディア投稿でFDAの見解を強く否定し、チーズの自主回収を拒否しています。
Raw Farmの主張
同社は、自社の製品を独自に検査しており、E. coliは見つけていないと主張しています。また、顧客や小売業者から病気の報告は受けていないと述べています。
過去の問題
Raw Farmは過去20年間にわたり、E. coli、サルモネラ、キャンピロバクター、リストリアなど、生乳製品にリスクがあると知られている病原性細菌による10件以上のアウトブレイクに関与しています。
結論
殺菌は、病原性の細菌を殺すための簡便なプロセスであり、FDAは殺菌が牛乳の栄養価に悪影響を与えないことを示す研究を強調しています。しかし、生乳の利点を主張する人々は、証拠なしにその主張を続けています。
