Apple WalletのiPhone運転免許証機能、新たな州で提供開始

概要:Apple Walletの運転免許証機能がウェストバージニア州で利用可能に

Apple Walletアプリに運転免許証や州IDを追加できる機能が、新たにウェストバージニア州の住民向けに提供開始されました。これにより、対象となる空港や店舗、アプリで、身分証明や年齢確認を便利かつ非接触で行うことが可能になります。

この機能は、iPhone 8以降(iOS 16.5以降)またはApple Watch Series 4以降(watchOS 9.5以降)を搭載したデバイスで利用できます。

設定方法

設定は簡単です。Walletアプリを開き、右上のプラス記号をタップします。次に「運転免許証とIDカード」を選択し、画面の指示に従って設定を進めます。

現在対応している州

現在、以下の12の米国州およびプエルトリコで、Apple Walletに運転免許証を追加する機能が提供されています。

  • アリゾナ州(2022年3月より)
  • メリーランド州(2022年5月より)
  • コロラド州(2022年11月より)
  • ジョージア州(2023年5月より)
  • オハイオ州(2024年7月より)
  • ハワイ州(2024年8月より)
  • カリフォルニア州(2024年9月より)
  • アイオワ州(2024年10月より)
  • ニューメキシコ州(2024年12月より)
  • モンタナ州(2025年8月より)
  • ノースダコタ州(2025年9月より)
  • ウェストバージニア州(2025年10月より)
  • プエルトリコ

今後の対応予定州

Appleと各州政府は、将来的に以下の米国州でもこの機能が導入されることを発表しています。

  • コネチカット州
  • ケンタッキー州
  • ミシシッピ州
  • オクラホマ州
  • ユタ州
  • イリノイ州

利用可能な空港

Appleは、旅行者がこの機能の利用可能性をTSAのチェックポイントの表示で確認するよう推奨しています。以前は対象空港のリストを公開していましたが、現在は維持していません。過去に利用可能とされていた空港には以下が含まれます。

  • ボルチモア・ワシントン国際サーグッド・マーシャル空港(BWI)
  • ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港(DCA)
  • フェニックス・スカイハーバー国際空港(PHX)
  • デンバー国際空港(DEN)
  • ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港(ATL)
  • シンシナティ/ノーザンケンタッキー空港(CVG)
  • ジョン・グレン・コロンバス国際空港(CMH)
  • サンフランシスコ国際空港(SFO)
  • サンノゼ・ミネタ国際空港(SJC)
  • ロサンゼルス国際空港(LAX)
  • ダニエル・K・イノウエ国際空港(HNL)
  • デモイン国際空港(DSM)
  • イースタンアイオワ空港(CID)
  • アルバカーキ国際サンポート(ABQ)
  • リー郡地域空港(HOB)
  • ルイス・ムニョス・マリン国際空港(SJU)
  • ビリングス・ローガン国際空港(BIL)
  • ボーズマン・イエローストーン国際空港(BZN)
  • グレートフォールズ国際空港(GTF)
  • ミズーラ国際空港(MSO)

店舗や施設での利用

Apple WalletのIDは、米国の一部の店舗や施設で年齢確認や身分証明として利用できますが、現在、具体的な場所のリストは公開されていません。


元記事: https://www.macrumors.com/2025/10/23/iphone-wallet-drivers-license-12th-state/