ニューヨーク・タイムズ、Wordleカスタムパズル作成ツールをリリース:共有リンクの利用には注意を

新機能の概要

ニューヨーク・タイムズは、人気のワードパズルゲーム「Wordle」の公式カスタムパズル作成ツールを発表しました。これにより、ユーザーは独自のWordleパズルを作成し、友人や家族に挑戦(または困らせる)ことができるようになります。

利用資格と機能

この新しいツールを利用するには、ニューヨーク・タイムズのAll AccessまたはGamesサブスクリプションが必要です。作成できるパズルは4文字から7文字の範囲で、必要に応じてヒントを追加することも可能です。このサブスクリプションによるアクセス制限は、コンテンツ提供における基本的な認証・認可の仕組みとして機能します。

パズルの共有とセキュリティ上の考慮事項

作成されたカスタムパズルには、それぞれ固有のURLが発行され、これを共有することで他の人がプレイできるようになります。パズルをプレイする側は、ニューヨーク・タイムズのサブスクリプションを持っていなくても問題ありません。

しかし、インターネット上でURLを共有する行為は、常に情報セキュリティ上の注意を要します。今回のWordleパズル共有機能は、悪意のある目的で利用される可能性は低いものの、一般的に不審なリンクをクリックしない、信頼できる相手とのみ情報を共有するといった基本的なセキュリティ意識を持つことが重要です。ツール自体は安全に設計されていますが、共有メカニズムの性質上、ユーザー自身の注意が求められます。

アクセスプラットフォームと今後の展望

このカスタムパズル作成ツールは、NYT Gamesモバイルアプリのほか、モバイルおよびデスクトップのウェブブラウザからも利用可能です。ホリデーシーズンが近づく中、テーマに沿ったパズルを作成して楽しむなど、ユーザーの創造性を刺激する新たな遊び方が期待されています。


元記事: https://www.theverge.com/news/815716/wordle-new-york-times-nyt-creation-tool-puzzles