SignalがiPhone向けにセキュアバックアップ機能を導入
人気の暗号化メッセージングアプリSignalが、ついにiPhoneユーザー向けに安全なバックアップ機能の提供を開始しました。これにより、ユーザーはデバイスを紛失した場合でもメッセージ履歴を保存・復元できるようになります。
この機能には無料版と有料版が用意されています。
- 無料版: 過去45日間のテキストメッセージ、写真、ビデオ、ファイルなど最大100MBまで保存可能。
- 有料版: 月額1.99ドルで、すべてのテキストメッセージと最大100GBのメディア(45日以上前のデータも含む)をバックアップできます。
バックアップはエンドツーエンドで暗号化され、ユーザーが生成する64文字のリカバリーキーを使用してアクセスします。このキーの保管は非常に重要であり、紛失した場合、Signalはバックアップの復元を支援できません。
設定はSignalアプリの「設定」メニューから「バックアップ」を選択し、「セットアップ」→「バックアップを有効にする」をタップするだけで完了します。
このセキュアバックアップ機能は、Android版では9月に導入されており、Signalは今後デスクトップアプリへの導入も計画しています。最終的には、Android、iPhone、デスクトップアプリ間でのメッセージ履歴の転送も可能にすることを目指しています。
Apple製品とサービスの最新ニュース
Signalのニュースに加え、Appleとそのエコシステムに関するいくつかの注目すべき情報も報じられています。
iOS 26.2の新機能とiOS 27の展望
現在ベータテスト中のiOS 26.2では、ロック画面の時計に新しいLiquid Glassスライダー、Apple Musicのオフライン歌詞機能など、いくつかの新機能と変更が加わっています。Appleは12月に全ユーザー向けにリリースすることを表明しています。
また、iOS 27については、品質向上と基盤パフォーマンスの強化に重点が置かれると同時に、新たなAI機能も導入されると報じられています。これは、Mac OS X Snow Leopardのように、新機能の追加よりもシステムの安定と最適化を優先するアプローチになると見られています。
iPhone 18 Proと折りたたみ式iPhoneのリーク情報
次期モデルであるiPhone 18 ProおよびPro Maxには、多くの新機能と改善が期待されており、来年で最も大きなアップグレードの一つになるだろうと予測されています。
さらに、Apple初の折りたたみ式iPhoneが2026年秋にiPhone 18 Proモデルと同時に登場する可能性があり、これには業界初の24メガピクセル・ディスプレイ下カメラなど、画期的な機能が搭載される見込みです。
Black FridayセールとApple Newsの動向
今年のBlack Friday(2025年11月28日)に向けて、AppleはAirPods、iPad、Apple Watchなどの人気製品を含む多くの割引を提供しています。また、Disney+、Hulu、Paramount+などのストリーミングサービスでも大幅な割引が実施されています。
しかし、一方でCNNがApple Newsからコンテンツを突然撤退したとのニュースも報じられました。これは、両者間の配信契約の見直し交渉が原因であり、今後の動向が注目されます。
元記事: https://www.macrumors.com/2025/11/25/signal-secure-backups-for-iphone/
