Poco、Boseとの協業でサブウーファー搭載スマホ「F8 Ultra」を発表

画期的なオーディオ体験:Poco F8シリーズ

XiaomiのサブブランドであるPocoは、音響機器メーカーのBoseとの提携を発表し、混雑するスマートフォン市場で差別化を図る新モデル「F8」シリーズを投入します。今回の提携により、Poco F8 ProとF8 Ultraの両モデルには、Boseと共同開発したステレオスピーカーが搭載されます。特に、F8 Ultraにはさらにサブウーファーが搭載され、より深みのあるパワフルな重低音を実現しています。

Boseがチューニングしたサウンドプロファイル

Poco F8シリーズのデュアルステレオスピーカーはBoseによってチューニングされており、F8 Ultraではサブウーファーの恩恵も受けられます。Pocoによれば、このサブウーファーは「より深く、よりインパクトのある低音」を提供します。さらに、Boseのエンジニアによってチューニングされた2つのサウンドプロファイルが用意されています。一つは「Dynamicモード」で、重低音を強調し、もう一つは「Balancedモード」で、ボーカルとより均一な音場を重視します。

Boseのオーディオ技術担当社長兼最高戦略責任者であるニック・スミス氏は、「Boseの音響工学における専門知識とPocoのデザイン・技術革新を組み合わせることで、Poco F8シリーズはモバイルサウンドの可能性を再定義するレベルの明瞭さと奥行きを実現します」と述べています。

Poco F8シリーズの主な仕様と価格

Poco F8シリーズは、その他にも魅力的な機能を備えた手頃な価格のフラッグシップモデルです。

  • Poco F8 Ultra:

    よりパワフルなSnapdragon 8 Elite Gen 5チップセットを搭載。大型の6.9インチOLEDディスプレイ、50メガピクセルのトリプルリアカメラ、ワイヤレス充電に対応しています。

  • Poco F8 Pro:

    前世代のSnapdragon 8 Eliteチップ、小型の6.59インチスクリーン、そして各リアレンズの性能はF8 Ultraよりも控えめになっています。

両モデルともにIP68等級の防水防塵性能と、6,000mAhを超える大容量バッテリーを搭載しており、優れたバッテリー持続時間が期待されます。

価格は、F8 Proが579ドルから、F8 Ultraが729ドルからとなっており、発売時には50ドルの早期割引も適用されます。また、400ドル以下のタブレット「Pad X1」と「Pad M1」も同時に発表されており、高解像度ディスプレイとDolby Atmosスピーカーを特徴とし、エンターテイメント用途での高いコストパフォーマンスを提供します。


元記事: https://www.theverge.com/news/829419/poco-f8-ultra-bose-speakers-stereo-subwoofer