日本のiPhoneユーザー、衛星経由メッセージング機能が利用可能に

日本のiPhoneユーザーが衛星経由メッセージングを利用可能に

Appleは、日本のiPhoneユーザーが新たに衛星経由でのメッセージ送受信機能を利用できるようになったと発表しました。これにより、携帯電話やWi-Fiの電波が届かない場所でも、大切な連絡を取り合うことが可能になります。

機能の詳細と利用条件

この新機能は、iPhone 14以降のモデルおよびApple Watch Ultra 3で利用可能です。電波がない状況でメッセージを送ろうとすると、自動的に最寄りの衛星に接続するよう促されます。接続が確立されれば、iMessage、SMSメッセージ、絵文字の送受信に加え、メッセージのタップバック機能も利用できます。

衛星経由で送信されるメッセージも、Wi-Fiや携帯電話回線の場合と同様にエンドツーエンドの暗号化が施され、プライバシーが保護されます。日本においては既に、衛星経由の緊急SOS機能や「探す」アプリでの位置情報共有が利用可能でしたが、今回のメッセージ機能追加で、さらに通信の選択肢が広がった形です。

本機能を利用するには、iPhoneではiOS 18以降、Apple Watch Ultra 3ではwatchOS 26以降が必要です。この衛星通信サービスは、対応デバイスを持つiPhoneおよびApple Watchユーザーに対し、引き続き無料で提供されます

同時期のApple関連動向

今回の発表と前後して、Apple関連では他にも注目すべきニュースがいくつか報じられています。

  • iOS 26.2のリリース: 12月5日には、iPhone向けにiOS 26.2がリリースされ、多数の新機能や改善が提供されています。
  • iPhoneへのIntelチップ搭載の噂: 2028年にも一部の非ProモデルiPhoneにIntel製チップが搭載される可能性が報じられ、半導体業界に大きな動きが見られます。
  • 将来のiPhoneモデル: 次世代モデルとして、ディスプレイ下Face IDを搭載するiPhone 18 Proの噂や、2026年発売が期待される折りたたみ式iPhoneに関する情報も飛び交っています。
  • iOS 26へのアップグレード推奨: Appleは、未だiOS 18を使用しているユーザーに対し、より新しい機能とセキュリティを提供するiOS 26へのアップグレードを積極的に促しています。

これらの動向は、Appleがユーザー体験の向上と技術革新に継続的に取り組んでいることを示しています。


元記事: https://www.macrumors.com/2025/12/08/japan-messages-via-satellite/