RAM不足が深刻化、FrameworkがデスクトップPCの価格を引き上げ

はじめに

モジュール型PCで知られるFrameworkが、グローバルなメモリ不足に対応し、デスクトップPCの価格を引き上げました。数週間前にRAMモジュールの価格を値上げしたばかりですが、このたびデスクトップPCにも影響が及んだ形です。

価格改定の詳細

今回の価格改定により、32GB RAMとAMD Ryzen AI Max 385チップを搭載したFramework Desktopは、従来の1,099ドルから1,139ドルへと値上げされました。さらに、より高価な構成のモデルも影響を受けています。

  • 64GB RAMとRyzen AI Max Plus 395チップ搭載モデル:1,599ドルから1,639ドル
  • 128GB RAMとRyzen AI Max Plus 395チップ搭載モデル:1,999ドルから2,459ドル

価格上昇の背景

Frameworkは、公式X(旧Twitter)への投稿で、「サプライヤーからのLPDDR5xの価格が大幅に上昇したため、Framework Desktopの価格を更新せざるを得なかった」と説明しています。同社は「コストの上昇をカバーするのに十分なだけ価格を調整している」と強調し、やむを得ない措置であることを示唆しました。

昨年12月の時点でも、Frameworkは「今後数ヶ月以内にモジュール価格を再度調整する必要が生じる可能性が高い」と警告しており、今回の値上げは予想された動きでした。

業界全体への影響と今後の見通し

このメモリ不足の主な原因は、AI企業の大量のRAM購入にあります。これにより、テクノロジー業界全体のデバイスメーカーが深刻なメモリ不足に直面しており、アナリストは2027年まで続く可能性があると予測しています。

Frameworkだけでなく、Raspberry Piもシングルボードコンピュータの価格を値上げしており、Dell、HP、Xiaomi、Acer、Asusといった大手メーカーも、今後の値上げの可能性について警告を発しています。このRAM不足は、PCやスマートフォンの価格に広範な影響を与えることが懸念されています。


元記事: https://www.theverge.com/news/860988/framework-desktop-pc-price-increase-ram-memory-shortage